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北半球と南半球での星座の見え方や種類の違いについて説明します

2018.11.7

北半球の日本とオーストラリアやニュージーランドのような南半球では、季節が反対になっていることは皆知っていることでしょう。

しかし、星座の見え方や種類も違うということまでは知らない人の方が多いのではないでしょうか?

北半球の日本から南半球の星座は見えないの?南半球に行かないと見えない星座は?

変わった名前の多い南半球の星座や北半球との見え方の違いについて説明します。

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北半球と南半球で星座の見え方が違うのはなぜ?

北半球と南半球で見える星座が違うのは、一つは地球が丸いので反対側の空が見えないというのが理由の一つです。

そして、もう一つは空の見え方は、天のある点を中心に回っているように見え、その中心は観測地点の緯度によって変わることです。

空の星の動きは、地球の地軸の延長線上にある「天の北極」と「天の南極」を結んだ軸を中心に回転しているように見えます。

天の北極は北極点の真上に、天の南極は南極点の真上にあることになり、星々はそこを中心に回るように動いて見えます。

北極点から見て地平線より下にある星を見ることはできないし、逆に南極でも同じことが起こります。

日本の緯度は20~46度近辺にあり、季節によっては一部の南半球の正座が見えることもありますが、天の南極に近い星座は見ることができません。

では赤道付近ではどうでしょう。

天の北極、天の南極はどちらも地平線にあるので、季節や時間が経過する中で全ての星座が見えることになります。

北半球の日本から南半球の星座を見ることはできないの?

北半球にいても、観測する緯度によっては南半球の星座の一部は見ることができます。ただ、同じ星座を南半球に行って見たとき、その星座は逆さに見えることになります。

天の北極には北極星があるので、どこが天の北極なのかすぐにわかります。天の南極は「はちぶんぎ座」という星座に含まれますが、その位置には明るい星がないため「南極星」という星はありません。

日本からは南半球の星座はほとんど見ることができませんが、より南の地域に行くと見られるものもあります。

ただし、日本からはどうしても見られない南半球の星座が4つあります。

  • カメレオン座
  • テーブル山座
  • はちぶんぎ座
  • ふうちょう座

これらは天の南極に近く、日本からは全く見ることができないのです。

同じように天の北極から近い位置にある正座は、南半球からは全く見ることができません。

北半球と南半球は星座以外にどんな違いがある?

北半球と南半球で見える星座が違うことは、理解していただけたでしょうか。

実は北半球と南半球では、星座の見え方以外にも異なることがいくつかあります。

  • 渦の向き

地球の自転によって生じる「コリオリの力」の影響で、台風の渦の向きが北半球と南半球では逆になります。

台風のように大きな現象では、地球の自転による影響を大きく受けてこのような現象になりますが、自宅の洗面所や風呂の栓を抜いたときの渦では逆の向きに流れることもあります。

  • 太陽の軌道

太陽は東から昇って西に沈みます。これはどちらの半球でも変わりません。ただ、日の出から徐々に太陽が高く上ったとき、北半球では太陽が南の空を通過して西に移動していきます。

しかし、南半球では東から上った太陽は、北の空を通ってから西に沈んでいくことになるのです。

南半球に旅行するときは、日当たりの良い部屋は南向きではなく北向きになるので要注意ですね。

南半球に行ったら、北半球では見えない星座を探してみよう

【ケンタウルス座】

有名な「みなみじゅうじ座」の見つけ方そしても知られる明るい二つの星「ポインター」。これはケンタウルス座の前足に当たります。

明るい2つの星と「みなみじゅうじ座」があるのでとても見つけやすい星座です。

【はえ座】

昔は「ミツバチ座」と呼ばれていたのに、カメレオン座に合わせる形で「はえ座」と呼び名が変更になったという、ちょっと残念な感じもする「はえ座」。

「みなみじゅうじ座」の下に視線を移動すると見つけられます。

【カメレオン座】

「はえ座」を狙うように口を開けたカメレオンの姿が星座になったものです。「みなみじゅうじ座」から南に視線を移動して「はえ座」、さらに南に「カメレオン座」があり、その南には天の南極があります。

【はちぶんぎ座】

天の南極がある「はちぶんぎ座」。はちぶんぎとは角度を測る道具で、昔は航海の際にも使われていたものです。

日本からはみることができない星座なので、南半球に行くことがあったら、ぜひ夜空を見上げてみてください。

南半球からしか見えない星座の名前はなぜ変わった名前が多い?

現在、正式に定められている星座は全天で88あります。

このうち、日本本土からは全く見られない、もしくは沖縄やさらに南方の島などでしか見られない星座は20~30ほど。

私たちになじみのある北半球の星座は、多くが神話に登場する神々や生き物が多いのですが、南半球の星座は実在の道具や動物が多い特徴があります。

15世紀の大航海時代に名付けられた星座が多く、同時船で使われた胴部などに関連した名称が多くあります。

  • 実在の動物からの名称「きょしちょう座」

漢字では「巨嘴鳥」と書くこの鳥は、南アメリカに生息するクチバシの大きなキツツキの仲間です。16世紀に作られた星座ですが、その後17世紀になってドイツ人のヨハン・バイエルの著書「ウラノメトリア」に収められ、「バイエル星座」の一つになっています。

  • 実在の道具からの名称「レチクル座」

「レチクル」とは天体望遠鏡で照準を合わせるときの十字の目盛り線のことを言います。星座のなかで一番明るい星でも3等星ほどしかなく、あまり目立たない星座です。

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