アクリルとガラス、水槽を選ぶ場合の基準を教えます!
2018.11.7

観賞魚を飼育しようと思ったものの、水槽をアクリルにするかガラスにするか悩む人も多いでしょう。
ガラスだと透明度は高いけど割れやすいし、アクリルだと強度はあるけど傷がつきやすいというし…初心者にとってはどっちがいいのかわからないですよね。
アクリル水槽にするべきか、ガラス水槽にするべきか、それぞれの特徴と選ぶ基準について説明します。
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この記事の目次
アクリルとガラス、水槽にするならどっち?まずは特徴について
水槽をガラス素材にするのかアクリル素材にするのか迷いますよね。
ではまず両方にどういった特徴があるのかを見ていきましょう。
ガラス水槽の特徴とメリット
メリットとしてはその透明度が上げられます。
長年使っても透明度は変わることなく、汚れなどに気をつけていれば綺麗な状態を保つこことが出来ます。
変形したり傷もつきづらいのです。
ガラス水槽の特徴とデリット
ガラス素材のため、もし地震などの大きな衝撃が加わった際落して割れてしまう事があります。
子どものいる家庭だとガラスが飛び散ってしまうので危険でしょう。
アクリル水槽の特徴とメリット
メリットとしてはアクリル板で作られた素材のため落しても割れにくい事があげられますので、小さな子どものいる家庭だと安心して使う事ができるでしょう。
そしてアクリル板の中には色のついたものもあるので魅力的であるといえます。
アクリル水槽の特徴とデリット
デメリットとしてはガラス素材のものよりも傷つきやすく、長年使っていると汚くなってしまいます。
温度変化も起こりやすかったり、変形もしやすいです。
アクリル水槽とガラス水槽、どこに置くかによっても安全性は変わる?
水槽の置く場所によっても水槽の安全性が変わってきます。
- 屋内
屋内に設置する家庭が比較的多いように感じますが、屋内に設置する場合は水槽があらかじめ地震などで衝撃が与えられた時のことを考えておきましょう。
ガラス水槽は落すと割れやすく周囲にも飛び散りやすいです。
一方アクリル水槽は割れずらく、割れても飛び散る心配はありません。
もしペットや小さな子どもがいる家庭の場合はアクリル水槽の方が安全面では上です。 - 屋外
屋外に設置する場合は屋内よりもガラス水槽やアクリル水槽の劣化は早まりやすいです。もし冬場に外に水槽を放置したままだと、基本の変化からガラスが割れてしまうので気をつけてください。
アクリル水槽の場合は直射日光によって変形しやすいので注意する必要があります。
飼育する魚の種類で、水槽はアクリルにするかガラスにするか決めよう
水槽の素材をアクリルにするのかガラスにするのかは、飼育する魚の種類によって決めると良いでしょう。
もし突進してくるような大きい魚を買う場合は、割れる事を想定してアクリル素材の水槽を準備する事をおすすめします。
反対に、小型で観賞用として魚を飼う場合はガラス水槽で十分でしょう。
ガラス水槽は砂などによって傷つきづらいため透明度を保つことが出来ます。
メダカなどの肴は屋外で飼育する事もあります。
屋外で魚を買う際にも注意が必要で、水槽選びは慎重に決めたほうが良いでしょう。
屋外だと何かにぶつけて、水槽が割れてしまう可能性が高くなってしまいます。
そして冬場の場合は水温の変化によってガラスが割れてしまう事がありますので、アクリルガラスの方がお勧めできます。
屋外に水槽を設置する場合は水槽の素材の種類だけでなく、設置する場所も慎重に選んでくださいね。
アクリル水槽とガラス水槽の価格や強度はどのくらい違う?
アクリル水槽とガラス水槽とでは価格や強度は違ってきます。
まず、量産されている小型の水槽であればガラス水槽よりもアクリル水槽の方が安い場合が多いです。
そして大型の水槽になればなるほどガラス水槽のほうが高くなる傾向にあるようですね。
一方複雑な形をした水槽を作る場合は、ガラス水槽で加工することは難しくアクリル水槽での作る事になるため、価格がその分高くなってしまいます。
どちらが良いのかとは一概には言えませんが、もし大型の水槽を購入する場合はその強度を考えて購入した方が良いでしょう。
長年使うとなると劣化したり割れたりしますのでその点でも注意が必要です。
マンションの場合は漏れが水が下の階にまで達して損害賠償にまでなるケースもありますので、水槽選びは慎重に行いましょう。
大きな水槽が必要ならアクリルにしよう
もし90cmを越えるような大きな水槽を使う場合は、アクリル水槽の方がお勧めできます。
まず、大型の水槽の場合はアクリル水槽の方が価格も安いですし、重さも軽くて扱いやすいです。
ガラス水槽は重さもありますから、大型だと移動するときに誰かの助けが必要となります。
しかしアクリル水槽は軽いため、一人でも移動する事ができるので使い勝手が良いのです。
万が一割れた時の事を考えても、破片が飛び散る事が少ないのでアクリル水槽の方が安全面では上であると言えます。
アクリル水槽は傷がつきやすく、透明度はガラスほど保つことが出来ないことがデメリットではあります。
しかし水槽を綺麗に磨いてあげる事である程度は解決させることができますのであまり気にしなくても良いでしょう。
水槽の大きさ・飼育する魚・設置する場所などによって使い分けする事が大切ですので、水槽の購入を考えているのでしたらぜひ参考にしてみてください。
- 生活のコツ