猫と会話をするための人間からコミュニケーションを取る方法
2018.11.7

愛猫ちゃんと会話をしたいと思う飼い主も多いかもしれませんが、そもそも猫は人間と会話することができるのでしょうか?
猫は人間の言葉や会話を理解することができるのでしょうか?猫と人間が心を通わせて会話するには?
また、猫が体や顔をスリスリしてくるのは、においをつけることで会話をしているのかもしれませんよ。
そこで、猫と会話をするための人間からコミュニケーションを取る方法などについてまとめてみました。
スポンサーリンク
こんな記事もよく読まれています
-
-
ヤドカリの飼い方が知りたい!海水がない場合は人口海水を作ろう
潮干狩りなどでヤドカリを見つけたことはありませんか? 貝を背負って動く姿がかわいいですね!自宅...
スポンサーリンク
この記事の目次
猫と人間は会話できるの?
会話と言っても、人間同士のように、細かい事を言葉を使用しての会話は難しいです。
猫は人間の言葉を話すようにならないし、逆に人間も猫の鳴き声で、細かく何を言っているか理解できませんし猫の言葉を話せるわけではありません。
しかし、細かい言葉が分かって会話はできなくても、何を言いたいのか理解する事は可能です。
人間は猫の様子を観察して、猫の表情や行動、しぐさや鳴き声などで、気持ちや感情を読み取ったりします。
それと同じように猫からしても、人が使用している単語を覚えたり、雰囲気や、声のトーンなどで気持ちや感情を読み取ったりする事ができるのです。
なので、猫と人間で会話をするというよりも、お互いの言動などから気持ちなどを感じ取り、充分にその時の状況に合わせてコミュニケーションをとる事ができます。
猫は人間の言葉や会話を理解できる?
ある程度の短い単語なら、覚えていきます。
いつも食事の時に「ごはんだよ」って言っていたら、「ごはんだよ」って言った時には、「ごはんをくれる」事の理解をしていきます。
いつも「ごはん」と言っているのに、急に「食事」など言葉を変えてしまえば分からなりますが、そういった「ごはん」などの短い言葉を繰り返し言って、その時に行動していれば、それが自分の中で同じ事だと繋がってきます。
自分の名前も呼ばれたら反応するようになるのも、いつも同じ名前で呼ばれる事で、自分が呼ばれているという事を理解しています。
撫でられたり、怒られたり、一緒に遊んだりする時なども、いつも同じ言葉を使っていたら、その出来事と結びつき理解するようになってきます。
行動から、猫のお風呂用のタオルを用意している姿を見たとたん逃げて隠れるけど、飼い主が自分のタオルを持ったらお風呂場に向かったり、一緒に遊べるおもちゃを持ったら近づいてきたりする事もありますので、そのような時にも声をかけてあげましょう。
猫と人間が心を通わせて会話するには
名前を呼んだり、食事の時など、分かっている反応はあるし、猫と会話できるなら会話したい。けど、それには、猫がどの位まで理解しているのか気になるかと思います。
猫は、人間の2歳位の知能と言われているそうです。
もちろん人より脳が小さいですし、猫なので会話まではいかなくても、ある程度の理解は可能なので、心を通わせたりコミュニケーションをとる事が充分可能になります。
人間と猫が心を通わせた会話をするには絆が必要
お互いの気持ちを知る事は、心を通わせた会話に必要で、絆をつくっていく事に繋がります。
尻尾
- 尻尾をゆっくり振っていたらリラックスしています。
- 尻尾を早く振っていたらイライラしています。
鳴き声
- 短い鳴き声は挨拶
- ニャ」と短く鳴いたら、挨拶をしてくれてるので、猫にも挨拶してあげましょう。
姿勢
- 緊張している時や危険を感じたら、姿勢を低く身構える。
- 怖がっていたり警戒しているので、優しい言葉をかけて安心させてあげましょう。
猫はにおいで会話しているの?
猫はよく、足元や身体にスリスリしてきますが、この行為は自分の匂いをつけています。
たまに、そのような行為は「自分のものだ」としている行動だと言う人もいるようですが、自分の匂いを相手の人間につける事と同時に、その人間の匂いも自分につけて、自分の仲間だという証をつけています。
スリスリしてきたら、猫の顎などを撫でてあげると喜び、更に絆や親密さが深くなっていくでしょう。
人間などの生き物ではなく、家具などにスリスリしている場合は、そこに自分のにおいをつける事によって、「縄張りである」事のしるしの意味に変わります。
「ここにいつ来たか」「どこに行ったか」などを、自分の匂いの中に、猫同士で分かるようになっているので、外で暮らしている猫ほど、様々なところで、そのような行動が見られます。
猫は人間の気持ちも理解している!?
気持ちを知るためには、お互いに興味があり、信頼し合えている事も大切になってきます。
元々は単独行動をしていた猫ですが、他の生き物や猫同士で関心がないとは違います。
年長者の猫が、他の猫をお世話したりする事もあり、社交的な一面もあるのです。
そして、猫にとっては、一緒に暮らしている飼い主も猫の群れの中の一員で、人間の事を猫と一緒のように思っています。
その中で一緒に暮らしている者同士なら特に興味もあります。
少し様子が変わっただけで敏感に察知する猫なので、「飼い主の様子(気持ち)がいつもと違う」事など察しているはずです。
お互いに完全に細かいところまでは気持ちを理解したり会話する事は難しいですが、それを前提に気遣い、心を通わせた会話(コミュニケーション)をとっていけるようにしていきましょう。