金魚の水槽の砂利は交換が必要?ジャリの掃除方法とは
2018.10.31

金魚の水槽に砂利は必要なのでしょうか?金魚の水槽に砂利を使うメリットとは?砂利の交換や砂利掃除をするときにはどんなことに気をつけたらいいのでしょう。
ただのインテリアとしてではなく、金魚にとって飼育されやすい環境にしてくれる砂利。
そんな砂利の効果や掃除方法、新しく砂利を入れるときのポイントを紹介します。
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この記事の目次
金魚の砂利は交換よりも掃除がおすすめ!
金魚を飼うことになった時、水槽に砂利をいれるか悩みませんか?
見た目は砂利があった方が格段に良くなりますよね。
でも、見た目以外にも砂利を入れる理由はあるのです。
砂利には水を綺麗にしてくれるバクテリアが付着する
このバクテリアが大切なのです。
水槽を設置する時には、濾過フィルターも一緒に設置しますよね。
だから、問題ないと思うかもしれません。
しかし、浄化能力の大半はバクテリアによる、生物的な濾過ものなのです。
バクテリアが減ると、水を綺麗に保つ事が出来なくて、金魚は弱ったり病気になったりしてしまいます。
もし、水槽のメンテナンス後に金魚の調子が悪いなら、それはバクテリアが減ってしまったせいかもしれません。
また、新しい砂利に交換するのも、同じくバクテリアの減少に繋がります。
砂利にはせっかくバクテリアが付着していますから、交換ではなく、掃除することをおすすめします。
金魚の砂利を交換するとどんなメリットがある?
金魚の水槽の砂利を交換したいと思った理由
水槽に砂利などの底砂を入れると、水質を変化させたり安定させる効果が得られます。
金魚は丈夫な魚で弱酸性から弱アルカリ性まで対応する事が出来ますから、それほど神経質になる必要は無いかもしれません。
金魚の体調を考えるなら水質は安定していることが望ましい
ソイルをいれれば、弱酸性の水質に安定させやすくなります。
また、大磯砂などは弱アルカリ性に傾きます。
入れる底砂で、ある程度の水質をコントロールすることが可能でしょう。
また、底砂は金魚の色にも影響を与えます。
白い容器で飼育すると、金魚の色も白っぽくなる場合があるのです。
ですから、綺麗な金魚の体色を引き立てるためには、黒っぽい底砂やバックスクリーンにするのが良いとされています。
ただし、底砂やバックスクリーンの色だけが、金魚の体色の変化の原因になるわけではありません。
金魚の砂利を新しいものに交換するときのポイント
金魚の水槽の砂利を新しいものに交換する時には、砂利の注意書きをチェックしましょう。
砂利は基本的には一度洗いますが、「洗わないでください」と記載されている商品もあります。
そちらは水洗い不可ということですから、洗わずに使います。
「洗わないでください」と注意書きが記載されていない場合には洗浄済みとなっていても、一度洗ってから使うのが一般的です。
水槽にゴムマットを引き砂利を入れると、かなり重くなります。
水を入れてしまったら、移動は困難になるでしょう。
ですから、水槽の設置場所で作業することをおすすめします。
また、新しい砂利に交換して、水を注ぎ水槽をセッティングしてすぐに金魚を入れるのは止めましょう。
濾過装置を稼動させて水を循環させて、濁りを取ります。
水槽は前日の夜までに作業を終えて、翌日金魚を入れるようにしましょう。
金魚の水槽の砂利を掃除するときの注意点
金魚の水槽の砂利を掃除をするときには、このような手順で行ないます。
- 別容器に水槽の水(半分程度)や器具、金魚を移す。
- 水槽に残った水でお米を研ぐように砂利を洗う。
- 洗った水は捨てずに、そこへ1を戻します。
砂利にはバクテリアが付着していますから、新しい水で洗い流したりはしません。
水槽の大きさや飼育している金魚の数、設備などによって異なりますが、1月に1回程度の掃除をおすすめします。
金魚の水槽の水を替える時
一度に全ての水を交換するのではなく、1/3程度だけ交換します。
全部交換することは、水中にもバクテリアがいますから、せっかく繁殖したバクテリアを捨ててしまうことになります。
急な水質の変化は金魚の負担になります。
ですから、1/3程度の水を抜き取って、新しい水を追加するようにします。
金魚の水槽に砂利を使うときにはこのジャリがおすすめ
何も無い水槽よりも、砂利を敷いた水槽の方が金魚の体色も栄えて綺麗に見えますよね。
ペットショップなどに行くと、金魚の水槽の砂利はいろいろな種類が並んでいます。
一般的なのは、白と黒の小さな石が混在している「大磯」と呼ばれるものです。
ここにビー玉などを入れると、和風な水槽が完成することでしょう。
ビー玉を入れるとカラフルで水槽がとても華やかになります。しかし、ガラスで出来ているのでバクテリアは付着しません。
ですから、ビー玉だけでは生体濾過という点では意味がありません。
砂利と併用するのがおすすめです。
他にも色々な砂利がありますから、お好みで選ぶと良いでしょう。
ただし、見た目だけで選ぶと水質がアルカリ性や酸性に傾き、失敗する事もありますから、商品の注意書きにはしっかりと目を通すことをおすすめします。