育児休業を男性が取得する場合の開始日について詳しく説明します
2018.10.26

まだまだ日本では育児休業を取得する男性の数は少ないですが、それでも年々増加していると言われています。
男性の育児休業は女性の場合とどんなところに違いがあるのでしょうか?開始日は同じ?育児休業給付金をもらう場合の注意点は?
男性が育児休業を取得する場合の開始日や変更手続き、そして男性が育児休業を取得することのメリットについて説明します。
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この記事の目次
男性の育児休業取得率はどのくらい?開始日は出産日?
この日本においても男性の育児休業ですが、取っている確立は少ないと思います。どのくらいの人が実際とっているのでしょうか。また実際の開始日はいつなのでしょうか。
厚生労働省の調査ですと、2016年の調べでは、3.16%のようで、過去最高に達したようです。増えてきてはいますが、やはり女性と比べると大きな差があります。
具体的な時期ですがそれは出産日からではなく、出産予定日からのようです。
法律ではどのように定められているのでしょうか。「1歳に満たない子について、事業主に申し出ることにより育児休業をすることができる」とあります。男性の場合は、出産予定日とはっきり明記しているわけではないので、理解しづらいかもしれませんよね。
注意したいのは、雇用保険の場合ですが、出生日からが対象になるので、気をつけましょう。
男性が育児休業を取得する場合の開始日や取得回数は女性とは違う?
男性が育児休業をする場合ですが、女性とは違って、開始日や所得回数は違うのでしょうか。
- 男性の育児休暇の特徴
パパ休暇
産後8週間以内に育児休暇を取得した場合は、育児休暇を再度取得できます。なので、女性が職場に復帰するときに、男性が馬内度育児休暇を申請できるのです。
パパとママプラスになる
男性と女性、両方が育児休暇を取得した場合、期間が子供が1歳から1歳2ヶ月まで延長できます。
ただ、ここで注意しなくてはいけないのは、給付金を受け取ることができるのは、1年間のみです。
その期間はいつからなのでしょうか?
法律上は、子供が生まれたその日から取れます。ただ、会社によって違う可能性があるので、確認する必要があります。
男性でも育児休業の開始日を変更することはできる?
育児休暇ですが、男性でも開始日を変更することはできるのでしょうか。
質問と解答を参考にしてみてください。
質問:結婚していて、妻が妊娠中なのですが、出産後、育児休暇をとるつもりです。申請もして、了承も得ているのですが、出産が遅れたので、生まれていないのに、開始日が始まってしまいました。遅らせてもらおうと思ったのですが、それは法的に認められているのでしょうか。
解答:育児休暇を取得するときですが、開始日の1ヶ月前に会社側に届け出をしなくてはいけません。その書面には、育児休暇開始日と終了日を記載しなくてはいけませんが、ある程度の変更は認められています。
開始日の繰上げは、早産などの事情が発生したときに、1回限りです。変更後の1週間前までに申し出することにより、変更が可能になります。
繰り下げに関してですが、特に法的に何か規定があるわけではないので、会社が判断することになりそうです。
男性が育児休業を取得することのメリットとは?
男性が育児休暇を取得についてみてきていますが、男性が育児休暇を取得することで生じるメリットとは何なのでしょうか。
妊娠している妻に、陣痛や破水があった時に対応がしやすくなるという利点があるのではないでしょうか。
その陣痛もいつおきるかわからないと思うので、その分妊娠中の奥さんに安堵感が生まれるかもしれませんね。
また出産後何をどうしたらよいのか二人で話し合う時間も与えれると思うので、その点夫婦としての絆が深まるかもしれません。
子供も二人目、三人目となると、やることも多くなってくると思います。そんな時、男性が育児休暇をとれることによって、奥さんの負担も軽くなり、夫婦としての時間も増え、絆も益々強くなるかもしれないですよね。男性が育児休暇を使える会社なのだとしたら、うまく利用して、奥さんのサポートに利用してみるのもよいのかもしれません。
日本以外の国の男性の育児休業はどうなっている?
これまで、男性が育児休暇をとれること、そのメリットを見てきましたが、日本以外の国では、育児休暇についてどう捉えているのか、ここで少しみてみたいと思います。
- フランス
子供が生まれた際、父親が3日休める、また子供が生後4ヶ月以内では、11連休とれるようです。
つまり、父親となると、14日休めるようですね。その制度を利用して、多くの男性が育児休暇を利用しているようです。
- ドイツ
ドイツでは、育児休暇だけではなく、両親手当て、所得損失分の67%を支給する制度があるようです。その結果、2014年では、男性の育児休暇は34.2%に及ぶようです。
- フィンランド
フィンランドでは男性が子育てをするのが当たり前で、そのせいもあってか、休業中でも54勤務日数分の手当てを支給する制度があり、国としても8割に及んでいるようです。
日本以外の国でも、男性の育児休暇に対する意識が高いようですね。それが、育児をする良い環境につながっているのかもしれません。
- 仕事のコツ