カーエアコンがおかしい!コンプレッサーが原因の異音とは
2018.10.24

カーエアコンをONにした時、エンジンルームから異音がする場合があります。
異音がエンジンルームから発生している場合は、もしかするとコンプレッサーが原因かもしれません。その特徴的な異音とは?
コンプレッサーが故障しているかの確認方法や対処法、修理費用など調べてみました。
カーエアコンからの異音はコンプレッサー以外にも原因があります。そちらも併せてご覧ください。
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この記事の目次
カーエアコンの故障、コンプレッサーが原因の場合どんな異音がするの?
カーエアコンに異常があった時、さまざまな異音がしますよね。
それがコンプレッサーが原因の場合どんな異音がするのでしょうか?
それは、「ギギギ」という音です。
他にも、「カラカラ」とか「キュルキュル」でしたら、ブロアファンモーターが壊れている可能性があります。
ですので、どちらの音がするかによって故障箇所を判断してください。
コンプレッサーは、クーラーに使うガスを気体や液体に変化させて車内を冷やす装置です。
コンプレッサーが故障する原因の多くは、ガスが不足していることにより、正常な動作が出来ないことにあります。
他にもどこかにヒビがあって、ガス漏れのために上手く動かなかったり、コンプレッサーそのものが故障していたりすることもありますので、その時は、修理か交換が必要になります。
カーエアコンの異変!コンプレッサーの焼き付きによる異音と対処法は?
「カーエアコンから変な音が!」
その原因のひとつが、コンプレッサーの焼き付きにより、異音が出ることにあります。
その場合の対処法は、どのようにしたら良いのでしょうか?
まず、コンプレッサーの焼き付きの原因ですが、一番多いのが「自然劣化」です。
それ以外ですと、「急激な負荷をかけた場合」です。
これは具体的にどういうことかと言いますと、割と長い期間エアコンを使っていなかった車が、高速道路などでエンジンの回転数を上げた状態でエアコンを使うと、コンプレッサーに急激な負荷がかかり、その結果焼きついてしまうのです。
これをしたからと言って、必ず焼きつくという訳ではありませんが、もし、自分の車のコンプレッサーの調子が悪くなった時に、こういった原因もあることを念頭において置けば、対処もしやすくなります。
カーエアコンの異音原因がコンプレッサーだった場合の修理費用は?
カーエアコンの異音原因がコンプレッサーだった場合の修理費用はどのくらいかかるのでしょうか?
値段は、車種や故障の症状によって異なりますが、5万円~10万円くらいが平均的な価格のようです。
なかにはさらに高額だったというケースもありますので、あらかじめ、修理業者に確認しておきましょう。
コンプレッサーは比較的故障のしづらいパーツですが、一度壊れてしまうと、クーラーが働かないだけではなく、他のパーツにも影響する事がありますので、早めの修理と交換をおすすめします。
その際はコンプレッサーだけではなく、それと連動したパーツの交換が必要になる事がありますので、少々高額の修理費が必要になるかもしれません。
まずは修理工場や電装屋に持っていって、見積もりを出してもらいましょう。
カーエアコンが作動しない時はまずコンプレッサーを確認!そのチェック方法とは?
カーエアコンが作動しない時はまずコンプレッサーを確認しましょう。
そのチェック方法とはどのようなものなのでしょうか。
一番わかりやすいものは、「音」です。
エンジンの音でわかりづらくなる場合もありますが、エアコンを作動させるとエンジンルームの中で「カチッ」と音がします。
これが、コンプレッサーが動き出した時の音です。
この時、コンプレッサーが動き出したのと同時に、アイドルアップの装置が働いている事もポイントです。
ちなみにアイドルアップとは、アイドリングの時に回転数が下がるのを制御して、一定の発電量を確保してくれる装置の事です。
これが働く事で、アイドリングの時でも、エアコンなどの電気系統が正常に作動します。
もう一つのチェック方法は、「目視」です。
まず、エンジンを切った状態でエンジンルームを開け、コンプレッサーの位置とベルトとそれを回すコンプレッサープーリーの状態を見ておきましょう。
次にエンジンのみを動かします。
すると、ベルトと、コンプレッサープーリーが回り出します。
この時、コンプレッサープーリーの中央は回っていないはずです。
それを確認してから、エアコンのスイッチをいれると、故障していなければ、「カチッ」という音と同時にコンプレッサープーリーの中央も回り時始めます。
この動作にならなかった時は、コンプレッサーの異常と判断されます。
コンプレッサー以外でカーエアコンから異音がする原因は?
ここまでカーエアコンから異音がする原因のひとつである、コンプレッサーついてご説明しましたが、ここでは冒頭で軽く触れた、もうひとつの原因である「ブロアファンモーター」について、軽くご説明させていただきます。
ブロアファンモーターとは、エアコンの風を送るための装置で、これに異常があった場合は、「カラカラ」や「キュルキュル」といった音が出ます。
こういった音が出る場合は、エアコンを停止させれば、ひとまず音は出なくなります。
音の出る原因としては、ブロアモーターの故障か、ファンにホコリやゴミが付着したことによるものがほとんどです。
もし、異音の原因がファンにホコリが詰まっているもので、かつ、自分でファンの清掃が出来る方は、ファンを取り外して、ホコリなどを取り除けば、異音は出なくなります。
しかし、ブロアモーターの故障の場合は、整備工場やディーラーなどで交換してもらいましょう。
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