猫が守護天神の神社!大阪にある「天満宮」や「住吉大社」
2018.6.21

今は猫をペットして飼っている人もたくさんいますが、猫と人間との付き合いは古くからあります。
ネズミを退治する役目もありましたね!
そんな猫を祀ってある神社があります。大阪で有名な「天満宮」や「住吉大社」等。
また東京都内にも、「招き猫が発祥の地」言われている神社もあります。
猫好きなら一度は行ってみたいところですね!
スポンサーリンク
こんな記事もよく読まれています
-
-
シンガポールの近場のおすすめの旅行先は?人気スポットはココ!
シンガポールに旅行に行くという人は、近場にあるおススメの旅行スポットをチェックしてみてください! ...
-
-
古い通帳どうするの?なんとなく処分できない繰越済通帳について
古い通帳、みんなどうしてるの? もし、必要だったら困るからと取ってあるけど、今まで一度も必要に...
-
-
運転が苦手な女性は多い!苦手な理由と対処法・克服できる練習法
運転が苦手だという女性は多いものです。できれば自分で運転はしたくない、誰かの助手席で目的地まで行けた...
スポンサーリンク
この記事の目次
大阪にある猫守護天神の神社「天満宮」
大阪には、猫が守護天神になっている千年以上の歴史を持つ天満宮があります。日本で2番目の歴史があります。
JR京都駅と新大阪駅の中間あたりにある高槻駅から徒歩で10分程度の場所にあり、街中とは思えないほど壮大な木々に囲まれた場所にあるのがこの神社です。
この神社の正式名称は「上宮天満宮(じょうぐうてんまんぐう)」というもので、太宰府天満宮に次いで2番目に歴史の古い神社です。
参道はなかなか勾配がきついため、日ごろから運動不足の人には少し厳しいかもしれません。
鳥居をくぐっても、奥まで坂道が続いていきます。
1.6万坪の広大な敷地の中には、色々な事情で神社に保護されたたくさんの猫たちが生活をしています。
猫たちの食事は、寄付や神社が用意したものになり、すべての猫が去勢、避妊手術を受けています。
主祭神は「学問の神様」菅原道真になります。
大阪『住吉大社』という神社は猫好きにおすすめ
大阪の住吉大社は猫が大好きな人におすすめの神社です。
毎月初めの辰の日に「初辰参り」を行うと、「招副猫」というものが授与されます。
商売発達の願いが込められていることから、大阪の商人たちの間で話題になりました。
「招副猫」は、住吉大社の末社の「楠珺社」で毎月1体授かります。
全部で48体あり、すべてそろえることが出来ると神社にお納めして中猫と交換することが出来ます。
最短でも24年かかりますが、招副猫の交換所には戻ってきた猫たちがたくさんいます。
左手を挙げた猫は人を招いて家内安全を、右手を挙げた猫はお金を招いて商売繁盛のご利益があると言われています。
初辰参りの日は住吉大社の公式ホームページで確認することが出来ます。
招副猫を集めて可愛い猫たちの子利益をもらうのも良いですね!
大阪にある上宮天満宮は猫が守護天神の神社
上宮天満宮(じょうぐうてんまんぐう)は菅原道真(すがわらみちざね)を祀っています。太宰府天満宮に次いで2番目に歴史がある天満宮です。
記録によれば、菅原道真公の霊を鎮める為に西暦4年・993年頃に九州の太宰府へ足を運んでいた天皇の使いが帰り道の途中、この地で牛車が動かなくなったことで調査したところ、菅原道真公の先祖である野見宿弥(のみのすくね)ゆかりの地であることが判明し、この場所に菅原道真公を祀ったとされています。
そして江戸時代には、高槻城主永井直清が拝殿や石鳥居を建設したと言われています。
本殿は火災にあい、近年建て替えが行われました。
本田のわきにある石灯篭は、昭和17年の5月に国の重要美術品にも指定されています。
【上宮天満宮(じょうぐうてんまんぐう)】
- 大阪府高槻市天神町1丁目
猫好きにオススメな神社は東京にもあります
猫は人間の生活に深く関係しながら生活しています。
江戸時代の浮世絵にも、猫が登場するほど人間の生活に寄り添っていたのです。
東京には以外にも猫を祀った神社やお寺がたくさんあります。
そのうちの一つをご紹介します!
- 自性院・・・東京都・新宿
弘法大師空海が日光山に参拝する途中で、観音様を供養したことが由来の神社です。
地蔵堂に猫が祀られ、猫寺として知られた場所です。
自性院が猫を祀るようになったのは、室町時代になり、1477年、太田道灌と豊島左衛門尉が合戦した「江古田・沼袋の戦い」の時に、一匹の猫が道に迷っていた太田道灌をこの寺まで案内したことが由来になります。
猫の道案内により、太田道灌は危機を免れたと言われています。
そしてこの猫に感謝した太田道灌は、このお寺に猫地蔵を作って奉納しました。
猫地蔵は年に一度の2月3日、節分の時にしか見ることが出来ないので、2月3日は猫地蔵を拝む為にたくさんの人がこのお寺を訪れています。
2月には猫地蔵祭りも開催されています。
猫が関係する神社はまだあった!
東京都大東区にある「今戸神社」は招き猫が誕生した場所で知られています。
昔この場所に住んでいたおばあさんが、貧しさのあまり狩っていた猫を手放してしまいました。
すると、その猫が夢に出てきておばさんにこういったのです。
「自分の姿の人形を作って売れば幸せになれると」
おばあさんはその猫に言われたとおりに、人形を作って売ることにしました。
するとその猫の人形はあっという間に評判になり、大繁盛したそうです。
このお話が招き猫誕生の由来と言われてます。
ほかにも、東京都立川市にある「阿豆佐味天神社(あずさみてんじんじゃ)」は、別の名前で「ねこ返し神社」と言われています。
昔、有名なジャズピアニストのマナ猫が迷子になった時、この神社で「猫が帰ってきますように」とお願いしたところ、探しても全く見つからなかった猫が自ら返ってきたそうです。
それを雑誌に掲載したところその話が広まって猫好きの人たちがたくさん来るようになりました。
- 知識・雑学のコツ