新幹線の乗車券確認がなくなった?紛失した場合の対策も!
2018.6.19

新幹線でよく見かけるのが乗車券の確認。
でもその確認が終了したっていうウワサを耳にしました。
新幹線車内での乗車券確認がなくなったって本当?新幹線の乗車券確認が廃止されないケースとは?乗車券の確認をする、しないがあるのはなぜ?
新幹線の乗車前、乗車中に切符を紛失してしまった際の対処法もご紹介します!ぜひご覧ください。
スポンサーリンク
こんな記事もよく読まれています
-
-
4ナンバー車を車検に出すときの注意点!タイヤは貨物用タイヤを
車を車検に出して安全に走行できるか検査してもらう時、4ナンバーの車を車検に入れる時は装着しているタイ...
-
-
東京でのセレブ生活に憧れる!どのような人達がなれるのかを調査
東京に住んでいるセレブに憧れる女性もいらっしゃいますよね。 しかしセレブな生活するには、どのく...
-
-
韓国では大丈夫!?入国審査トラブルになる「カラコン」について
最近は、若い女性の間などで「カラコン」をしている人が増えていますよね。 では、その「カラコン」...
-
-
男性より女性のほうが強い!?その気になる根拠を教えちゃいます
男性よりも実は女性の方が強い!?そんな話聞いたことありませんか? 「女々しい」なんて言葉が使わ...
スポンサーリンク
この記事の目次
新幹線車内での乗車券確認がなくなったって本当?
「切符を拝見します」
新幹線の車内で仕事に没頭している最中、車掌の声にハッとさせられたことがあるでしょう。この車内改札を不満に思う人も多いのですが、鉄道営業法では「車掌から請求があった場合には、乗客は切符を提示しなくてはいけない」と決められています。
しかし、JR東海はこの車内改札を廃止すると発表しました。しかし、全ての席でやめるのではなく指定席とグリーン席のみです。自由席では今まで通り、引き続き車内改札を行うとのこと。
実は車内改札の廃止は珍しいことではなく、既に他のJRの新幹線では廃止されているところも多いのです。
どうしてかというと、新幹線専用の自動改札機を通ることで切符の指定席情報が、車掌の携帯情報端末に送られて、その端末で利用状況を確認出来るようになったから。むしろ、JR東海は取り残されていました。
では、JR東海に今までこのシステムが無かったのかというと、そういうわけでもありません。それなのに、どうして今まで車内改札を続けてきたのでしょうか?
それは、運航本数が多いJR東海では、指定席を持っていても自己都合で勝手に前や後の列車に乗ってしまう人も多いからです。
新幹線の乗車券確認が廃止されないケースとは?
- 自由席
自由席で乗車券を確認する理由は、指定席の券を持ちながら自由席に座っている人がいた場合、予約していた指定席を空席化の処理をする為です。
指定席の券を買っておきながら自由席に座るのがダメということではありません。ただ、指定席を空席にするのはもったいないため、本人に確認の上で別の乗客に売る為です。
指定席に乗客が乗っていないと、車掌はどの席が空席になっているのかを端末上で確認することが出来ます。
車内改札はしませんが、見まわった時に空席のところに座っている人がいれば「切符を拝見します」と一声かけます。
- 割引切符
学割などの特定の人にしか適用しない割引も確認します。学割で乗る時には「学生証」などを携行しなくてはいけず、本当に学生なのかどうかを確認されます。
あとは子供料金の場合も確認されることがあるでしょう。
- 自動改札機を通らなかった時
改札を通る際に、有人改札を通った場合です。
荷物が大きくて通り難かったりする場合に、有人改札を通してもらえることがあります。何も事情が無い場合には、自動改札機を通ってくださいと言われて終わりです。昔は人がパチンと切符を切っていたんですよ。
新幹線によって乗車券の確認をする、しないがあるのはなぜ?
同じJRでも乗車券を確認するところもあれば、しないところもあります。
車内改札をする派に聞いてみると、その理由は「サービスの一環として。行先に変更が無いかなど、確認する機会だと思っている。」「特に理由は無いけれど、そういうものだと思っていた。時間が無い時にはやらない時もあります。」「混雑状況などによって、必要であれば行っている。」とのことでした。
また、やらない派の意見は「指定席を販売した段階で、車掌の携帯端末に情報が届きます。その為、わざわざ確認する必要はありません。」というものでした。
ある人は、「運行本数とビジネス利用の多さが理由」と話しています。多い所では一日300本以上の列車が運行し、ラッシュの時間帯には3分おきに走っています。そうなると、席番号は同じでも列車が違うといったような間違いが起こりやすいのです。
また、人によっては窓口で指定席の手続きをしないで指定席車両に飛び乗ってしまう人もいます。そして後から来た人ともめてしまうなんていうことも・・・。実際にそうった問題はあるみたいですよ。
乗車前に新幹線の乗車券を失くしたらどうしたらいい?
もし自由席の乗車券を失くしてしまったら、どうすることも出来ないのでしょうか・・・?いいえ、まだ諦めてはいけません!
まずは駅の切符売り場や、車掌さんに切符を失くしたことを伝えて、紛失再発行用の切符を買ってください。
そして後日切符が見つかれば、払い戻しをしてもらうことが出来るのです。
ただ、その際にいくつか注意しなくてはいけないことがあります。
まず、紛失再発行する際の切符は、紛失した切符と同じ区間の分を買わなくてはいけません。
例えば東京から新大阪までの切符を失くした場合には、紛失再発行する切符も東京から新大阪までを買うのです。ここで、近いからといって京都から新大阪までと買うと無効になってしまいます。
痛い出費と思うかもしれませんが、必ず同じ区間の物を買ってください。
そして乗り換えの際や降りる駅では紛失再発行した切符を自動改札機に通さず、駅員さんに提示して申し出てください。そうすると駅員さんが切符にハンコを押してくれますので、その切符を持ち帰ることが出来ます。
そして払戻をする場合には、1年以内に紛失した切符と紛失再発行用の切符を持って行って手続きしなくてはいけません。
乗車中に新幹線の乗車券を失くしてしまった!
改札を出たいのに、あれ・・・?切符が無い!なんていうことがありますよね。私も実際にそういう状況になり、焦りました。
まずは本当に切符が無いのかを確認しました。ポケット、鞄の中、財布の中、本の間・・・などなど。でも出てこない。
この自分の姿、周りから見ると哀れなんだろうなぁなんて思いつつも、それどころではありません。他の乗客のことを気にしている場合では無いのです。
駅員さんにいきなり持ち物なんかを見せると、用意周到な感じがしてしまって逆に怪しまれるかと思ったので、正直に申告することにしました。
「すみません。○○駅から乗ったのですが、切符を失くしてしまいました・・・。」
さて、何を言われるんだろう・・・免許証の提示?カードや定期を見せる?
そしたら駅員さんは「いくらで買いましたか?」と。
私は「○○円です。」と答えます。
そしたら駅員さんは料金表を確認し、そして「どうぞ。」と改札を開けてくれたのです!
「次回からは料金取りますからね。」と。
・・・そうですよね、すみませんでした!!
- 知識・雑学のコツ