煮物の味付けが濃い!薄める方法や作り方について
2018.6.17

煮るだけなので簡単に思われがちな煮物ですが、味付けがうまくいかなかったりしますよね。
煮ている間にどんどん煮詰まっていってしまい、味見をしてみたら濃い!という経験をしたことがある人も多いと思います。
そんな時慌てて水を入れて薄めていませんか?水を入れるのはNGとされています。ではどうやって薄めればいいのでしょうか?
また、濃くならないためにはどのように作ればいいのでしょうか?煮物についてをご紹介していきます!
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この記事の目次
煮物の味付けが濃い?下ゆでが大切なんです!
煮物もちょっとしたコツを押さえれば、上手に作ることができます。
煮物に使う調味料の種類
料理のレシピを見てみると、「お酒」がありますよね。
この場合のお酒は料理酒を使う方がほとんどだと思いますが、美味しさにこだわるなら清酒がおすすめです。
また、みりんを選ぶ時には、「みりん風調味料」と「本みりん」がありますが本みりんを使った方が断然美味しく仕上がります。
料理酒やみりん風調味料には、酢や塩が混ざっているので、これらを使うと味のバランスが崩れてしまうことがあるのです。
安価だからという理由で選ばれることもあると思いますが、美味しい料理には、美味しくするための調味料が必要です。
煮物は下茹でがポイント
下茹では、料理する前に食材を茹でておくことを言います。
野菜がたくさん入った煮物を作る場合、大根は米のとぎ汁や水を使い、先に大根を別茹でします。
そうすることで大根の中心部までやわらかくなり味がしみやすくなります。
たけのこも下茹でが必要な食材ですし、ニンジンや里芋も竹串が通るくらいまで茹でます。
下茹でが必要な食材は、先に下茹でを済ませてから、そこから鍋に材料を入れていきます。
煮物の味付けが濃い!水で薄めるのはNGですよ!
煮物を作って、味見をしたら味が濃すぎてしょっぱいという経験はありませんか?
ついついやってしまいがちな水で薄めるという方法。
確かに薄くはなりますが、味にしまりがなくちょっと物足りない煮物になってしまいます。
味付けの濃い煮物には、だしや酒で伸ばすのがおすすめです。
また、水分を多く含む豆腐を加えるという方法もあります。
また、じゃがいもなどのイモ類を加えて、塩分を吸収させると濃さが少しやわらぎます。
また、カレーを作る時にも、見込み過ぎて味が濃くなったりすることはありませんか?
前日に作ったカレーを伸ばしたいということもあるでしょう。
このような時も、水を入れて伸ばすよりも、できればスープやだし汁で伸ばす方が断然美味しくなります。
簡単に固形スープを使ってもかまいません。
作ったカレーが辛すぎてお子様が食べられないという場合も、水で伸ばすのではなく、リンゴのすりおろしを加えたりジャムを使って辛みを押さえます。
煮物の味付けが濃いのは健康によくない?
煮物の味が濃すぎるというのは、美味しくないということ以外にも、健康面から見てもあまり良いことではありません。
塩分が多い食事を続けると、血圧が上昇したり、コレステロール値も高くなりやすくなります。
また、最近は、ファミリーレストンやファーストフードなど、気軽に外食ができる環境になりました。
外食の食事は美味しい反面、味付けもしっかり付けられれていることが多く、脂質も多くなりがちになります。
ですので、家庭で食べる食事はなるべく薄味に保って、身体を休めてあげることが大切です。
そして、濃い味付けの食事は、白米もどんどん進みます。
食べ過ぎになってしまわないように、という点からも薄味の方が良いでしょう。
調味料の味よりも、素材本来の味を楽しみましょう。
煮物の味付けは味見のタイミングが重要です!
煮物を作る時には、味見は皆さん行うと思いますが、煮物を薄味に作るには、味見をするタイミングがポイントです。
煮物を作っている時は、調味料を入れてすぐに味見をしていませんか?
煮物は、食材が冷めていく時に、調味料が食材にしみ込んでいきます。
ですので、煮物ができてすぐに味見をしても、まだ食材に調味料がしみ込んでないのです。
ここで、味が薄いからと言って、調味料を足してしまうと、時間が経ったときに味の濃い煮物になってしまいます。
味見は、火を止めて10~15分くらい経ってから味見をするようにしましょう。
そこで味が薄ければ調味料を少量プラスして下さい。
また、作っている最中に、何度も味見をすることがありますよね。
まだ薄いかな、まだ薄いかなと足していくと、食べた時に思った以上に濃くなってしまう経験、誰しもあると思います。
味見をすればするほど、味覚を感じにくくなることもあるので、注意が必要です。
煮物の味付け!濃いものと薄いものがある?
煮物は、調理の仕方によっても呼び方が変わります。
少ない煮汁に甘辛い味付けをする『煮付け』。
しっかりとした味付けは白ご飯にも合い、煮物があまり得意ではないお子様などにも食べやすい味です。
『含め煮』も煮物ですが、これは煮付けとは反対に薄味の味付けです。
大豆とひじきを使った含め煮のように、ヘルシーなイメージです。
『煮しめ』はお正月のおせちにも登場することが多いですよね。
保存が効くように、こんにゃくやにんじん、ごぼうなどを使い、鍋に煮汁が残らないように調理されます。
『煮びたし』という煮物もあります。
揚げナスや小松などがよく使われます。
だし汁は薄目で、沸騰させないように軽く煮て、火を止めます。
冷めてくると味もしみ込み、美味しくなります。
葉物野菜は、食感を残すために、あまり長時間煮込まない方が良いでしょう。
- 生活のコツ