伊勢神宮の神様は女性。カップルでお参りすると…の迷信について
2018.5.26

伊勢神宮の神様は女性です。天照大神(アマテラスオオミカミ)です。
伊勢神宮へカップルで参拝すると、アマテラスオオミカミがヤキモチを妬いて、そのカップルを別れさせるというジンクスを聞いたことがありますか?
なんとなくカワイイお話ですが、単なる迷信ですので、気にせずに誰とでも伊勢神宮へお参りしましょう。
一度は、お参りするべきだと言われている伊勢神宮。機会を作って、是非一度参拝してきてくださいね。
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この記事の目次
伊勢神宮に祀られている神様は『女』です
天照大神(アマテラスオオミカミ)。
別名、大日孁貴神(おおひるめのむちのかみ)とも言います。
誰でも一度は、耳にしたことがある神様の名前ではありませんか?
この呪文のような神様の名前は伊勢神宮の神様で、女性です。
彼女のご両親は、父の伊弉諾(イザナギ)と母の伊弉冉(イザナミ)です。
伊勢神宮以外にも、天照大神を祀る神社はあり、その神社を『新明神社』と呼びます。
天照大神については諸説ありまして、どの説を信じるのかは、個人の自由とでも言いましょうか…。
天照大神は男性だという説もありますしね。
私は、日本神話に登場する天皇の在位年数から推測し、卑弥呼を神格化したのが天照大神であるという説が一番好きなので、この説を信じています。
有名な『天岩戸』も、スサノオが怖くて隠れてしまったなんてエピソード、天照大神が男性だったら成り立ちませんものね。
伊勢神宮の神様は女だから、カップルで参拝すると別れさせられるってホント?
よく「伊勢神宮の神様は女だから、カップルで参拝すると神様がヤキモチを妬いてそのカップルを別れさせてしまう」と言うジンクスを聞きます。
本当なのでしょうか?
これは、単に確率の問題だと思われます。
伊勢神宮の内宮に参拝に訪れる人数はなんと、年間約700万人。
このうち、恋人同士のカップルが何組いらっしゃるのかはわかりませんが、これだけ多くの方が参拝に訪れれば、別れるカップルもいるでしょう。
伊勢神宮でデートしたから別れたのではなく、別れたカップルがたまたま伊勢神宮へ参拝していたというだけのことでしょう。
単純に、たくさんの恋人同士が参拝に行くので、別れるカップルがいる確率が上がると言うだけのことです。
伊勢神宮は、世界平和や平穏無事な世の中であることを感謝申し上げに行く場所です。
間違っても「私たちがずっと一緒に居られますように」なんて願い事をしてはいけませんよ。
伊勢神宮の神様が女性だから、ヤキモチを妬いて別れさせるのは迷信
江戸時代の中期、1700年ごろに入ると伊勢神宮への参拝客が増えました。
その頃から伊勢神宮の周辺には、遊女を置いた茶屋が増え始め、時間をかけて大歓楽街へと成長していきました。
三大遊郭として、江戸の吉原、京都の島原と並び、伊勢神宮周辺も名前が挙がるようになってきました。
そのため、男性は伊勢の方へは一人で出掛けたいがため、女性に対して「伊勢神宮に一緒に行くと、天照大神がヤキモチを妬くから別れることになる」なんて言い訳をして一人で出掛けるように仕向けたのです。
これが、伊勢神宮へカップルで行くと別れるというジンクスの始まりだと言われています。
ですから、伊勢神宮へカップルで参拝すると天照大神がヤキモチを妬いて二人を別れさせるなんて言うのは全くの迷信です。
参拝に訪れたカップルを一組ずつ丁寧に別れさせるほど、天照大神はヒマじゃないと思いますよ。
伊勢神宮の近くに、女子なら絶対に参拝したい神社があります!
伊勢神宮へ参拝に出掛けるなら、是非ともよって欲しい神社があります!
それは、『加布良胡(かぶらこ)さん』の愛称で親しまれている「伊射波(いさわ)神社」です。
この伊射波(いさわ)神社の特徴は、海に向かい鳥居が建てられているというところです。
ですから、参道は険しく、足場の悪い急こう配の道を歩かなければなりません。
道は険しいですが、自然豊かで荘厳な山道を歩いているとなんだか神聖な気持ちになってきます。
この、伊射波(いさわ)神社の御祭神である伊射波登美尊(イザワトミノミコト)は、縁結びの神様として有名ですから、全国から、縁を求めて人々が訪れるそうです。
ちょっとした登山感覚がなければ、参拝することが難しい伊射波(いさわ)神社。
天気が良ければ、是非立ち寄ってみてくださいね。
神社は神聖な場所。神聖な気持ちでお参りしてくださいね
伊勢神宮でのお参り。
神様の前にある『布』がふわりと揺れれば、願い事が叶えられるという都市伝説があるようです。
神様の方に向かって布がふわっと揺れると、願い事が叶い、神様の方から自分の方へと布が揺れればそれは「神風」で強運を与えられたというしるしだとか…。
伊勢神宮は始め外宮よりお参りをしてから内宮へと参ります。
伊勢神宮では、日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい)というお祭りを毎日行っています。
天照大御神を始めとする神さまにお食事をお供えするお祭りで、外宮ご鎮座より約1500年間、朝と夕の二度、春夏秋冬、晴れの日も雨の日も行われています。
このお祭りで外宮よりお食事をお供えするため、参拝も外宮より始めるのが礼儀とされています。
新年の始まりは伊勢神宮から。
初詣に伊勢神宮へお参りしたいと考えてらっしゃる方も多いかもしれませんが、お正月の三が日で、なんと約60万人もの人が参拝に訪れるのだそうです。
混雑を避けたいのなら、参拝時間スタートの朝5時を狙ってお参りへ行くのがいいそうです。
もちろん、外宮より参拝し、天照大神さまへ感謝の気持ちを述べてからお参りするようにしてくださいね。
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