テンピュールの枕は洗濯できない?お手入れ方法について
2018.5.22

柔らかく寝心地がいいテンピュールの枕を使っている人も多くいると思います。
ですが、テンピュールの枕はメリットばかりではないようです。
テンピュールの枕の一番のデメリットは洗濯ができない事!枕が汚れてしまった時にはどのようにお手入れをすればいいのでしょうか?
また洗濯してしまったらどうなるのかなどテンピュールの枕についてをご紹介していきます。
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この記事の目次
テンピュールの枕を洗濯したらどうなるの?
テンピュール枕も、普通に洗濯機で洗えると思っていた方の失敗談です。
「洗い方」なんて意識もせずに、他の洗濯物と一緒に洗濯機へ投入・スイッチオン。
きれいになったかな?と、洗濯機から取り出そうと枕を掴んでみたら、妙な感触が。
本来、低反発ウレタンは持ち上げてもその形のままです。
振り回す・折り曲げるなどしても、すぐに元通りになりますよね。
しかし、洗濯機から出てきた枕は「小さな塊」を握ったような触りごこちでした。
内部のスポンジは固まり、まるでハンバーグ状態。さらに掴むとぼろぼろ崩れるのです。
何が起きたかわからず、まずは他の洗濯物を干して最後にもう一度枕を再確認。
乾けば元通り…。なんていう幻想を抱けないほどに、何度みてもボロボロにくだけた再起不能の枕がありました。
洗濯できないテンピュールの枕のお手入れ方法
テンピュール枕は、水洗い・天日干しができません。
ですから手入れの方法は限定的です。
メーカーなどで公式に言われている手入れ方法の基本は、「風通しの良い場所で陰干しする」とあります。
また、汚れが付着した場合は、薄めた中性洗剤を使い、固く絞ったタオルで汚れを拭き取るよう勧めています。
水洗いはできなくとも、湿気を溜め込んだままでは衛生上よくありません。
湿気を除去するために定期的に陰干しすることをお勧めします。
臭いが気になったら、陰干しとともに除菌・消臭スプレーを使うといいでしょう。
ただし、水分はNGなので、軽く振りまく程度に抑えてください。
洗うのが難しいテンピュール枕は、カバーなどを利用して汚れを防止したいですね。
テンピュールの枕のデメリットは洗濯できない事!
じんわりと頭を包みこむ独特の感触が人気のテンピュール枕ですが、洗濯できないという大きなデメリットがあります。
特に湿度の高い日本では、ざぶざぶと水洗いできないのはキビシイかも。
通気性があまりよくないため、熱がこもり夏には暑く感じることもあります。
そして、大切なのが寝返りとの関係。
人は一晩の睡眠中に5~20回程度寝返りをうつといわれています。
低反発枕は頭が枕に沈み込むため寝返りがしにくいことがあります。
寝返りができなければ筋肉が凝り、血行にもよくありません。
テンピュール製品のうたい文句としては「体圧を分散して血行を良くしてくれる」ということがありますが、寝返りがしにくいのでは、血行は悪くなるし…。
結局どうなんでしょう?
感じ方や寝返りも個人差が大きいため、実際に使って試すことが一番ということになりますね。
洗濯はできないけどテンピュール枕のメリットは?
洗濯がしにくい、寝返りの不安など、テンピュール枕のデメリットを並べてしまいましたが、ここでメリットを考えてみましょう。
感じ方には個人差がありますが、頭が適度に沈み、包み込むようなホールド感によって寝付きやすいと感じます。同時に疲労回復効果があるという説も。
自分に合った枕の高さがわからないという人でも、頭の形にフィットする。
頸椎ヘルニアや頚椎症など、首にトラブルがある場合、安静な姿勢を取るには低反発枕は有効だという話もあります。
その感触が特徴的なテンピュールですが、その機能的な特徴が3つあります。
- 優れた体圧分散性
- 高い耐久性
- 衛生面に対する信頼感
テンピュールはもともとNASAのスペースシャトル打ち上げ計画で宇宙飛行士の体への負担を軽減するために開発された「ヴィコエラスティックフォーム」という素材から来ています。
一般に広まる以前は医療現場で使われていた実績もあることから、テンピュールは体の負担をやわらげる素材として信頼性が高いと言えるでしょう。
正しくテンピュールの枕を使いましょう!
枕は「頭を乗せる」のではなく、首のカーブにフィットさせることでマットレスと首の間を埋めることが目的でもあります。
寝具のプロから言わせると、枕は「首に当てて使うもの」なのだそう。
高反発・低反発に限らず、ウレタン・羽・ビーズ・ソバガラなどでも言えることです。
マットレスと首の間の隙間を埋めることで、頭の重さを広範囲で分散して支える「頭圧分散」の状態になります。
頭の重さを広範囲で分散して支えることで、スムーズに眠りに入れるようになります。
人間の頭部は、平均でも6キログラムもあり意外に重いので、その重さが一部に集中すると血流を阻害してしびれを感じることがあります。
しつこい肩こりや頭痛に悩まされたり、寝つきが悪いと言った原因が枕の使い方や枕選びによって改善されることもあるのです。
どんな枕でも、使い方の基本が「マットレスと首の間の隙間をうめること」だと覚えておきましょう。
- 生活のコツ