4ナンバー車を車検に出すときの注意点!タイヤは貨物用タイヤを
2018.5.18

車を車検に出して安全に走行できるか検査してもらう時、4ナンバーの車を車検に入れる時は装着しているタイヤによっては車検が通らないこともあります。
4ナンバーの車は普通の車のタイヤとは別の物になりますので、車検に入れる時は注意しましょう。
そこで今回は、4ナンバーの車を車検に入れる時に覚えておきたいポイントについてお伝えします!
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この記事の目次
4ナンバーの車を車検に出す時は貨物用のタイヤを装着して!
4ナンバーの車となる、自家用軽貨物自動車や自家用小型貨物自動車は車両の荷重よりも強度のあるタイヤを装着していなくてはいけません。
この、車両の荷重よりも強度のあるタイヤを装着していないと車検に通らないので気をつけましょう。
タイヤに表記されている、「LT 6PR」等がライトトラック用のタイヤであることを表しています。
LTは、特に国際基準で決まっている表記ではありません。タイヤメーカーによっては表記がない場合もあります。C(カーゴ)と表記されていることもあります。
また、平成26年3月から、4ナンバーの最大積載量500kg以下で車両総重量3.5t以下の貨物自動車と軽貨物自動車は「JWL-Tマーク」が不要になりましたが、規定を超えるものについては「JWL-Tマーク」が無いと車検が通りません。
「JWL-Tマーク」は、保安基準に適合している軽合金製ディスクホイールの証となります。
貨物用タイヤは、普通のタイヤより補強されていてそのサイズから比較し重量が掛かってもバーストし難い構造となります。このため、値段も普通のタイヤより高いものになります。
4ナンバーの車検はタイヤに注意!普通のタイヤとの違い
普通のタイヤと、4ナンバーの貨物用タイヤは何が違うのでしょうか?
違いはタイヤのサイドの強度が違います。耐荷重性が高いぶん、ゴムもそこそこ固いと言えます。乗用車向けの普通タイヤほどグリップ性能が高くはありません。乗り心地もゴツゴツした感覚があります。
走りやすさよりも、強度や性能が重視されています。
スタッドレスタイヤでも、この規格は存在していますが雪道走破性にはあまり向いていないという声もあります。
タイヤ強度を上げたい場合には、単純にその耐荷重性、及びロードインデックスを上げるといいでしょう。例えば6PRから8PRにする、103/101から106/104にする。
普通タイヤから、同サイズでライトトラック用にするのもいいですが軽自動車なら6PR以上、ロードインデックスの高い方の数値を上げるようにすることで強度が上がると言えます。
4ナンバーの車検は普通のタイヤでも大丈夫?
トラックやバンなどで、普通のタイヤを装着していても車検に合格することがあります。
タイヤについては保安基準で強度について詳しく規定されていますが、バンやトラックだからと言ってバン用の装着義務はないのです。
タイヤが乗用車向けのものであっても、強度基準を満たしていれば車検には問題がないと言えます。
保安基準強度さえ満たしていれば、メーカー指定の商用車用のタイヤでなくても良いのですが乗る頻度や耐荷重量などを考えると、バンやトラック用のものを装着しておいたほうがいいでしょう。商行車は、乗用車よりも人や物を乗せる機会が多いのでそのぶんタイヤの負担も大きいと言えます。
商業者と、乗用車にはいろいろな違いがありますが中でも車検の違いは大きいのではないでしょうか?
商業車は、車検が毎年となります。いっけん車検のお金がかかると思ってしまいますが期間が短いぶん、車検でかかる費用もそれほど高くならないことが多いようです。
常に、安心、安全を意識して乗るように心がけたいですね。
4ナンバーの車ってどんな車?
では、どんな車は4ナンバー車となるのでしょうか?
車のナンバーは車両のサイズや排気量などによって分かれています。4ナンバー車は、小型自動車の中でも貨物用途の車両で、「三輪以上の小型貨物車」となっています。
カーゴスペースの床面積によって、貨物自動車と乗用自動車に分けることができます。
4ナンバー車となるのは、全長が4700mm以下、全幅が1700mm以下、全高が2000mm以下、排気量が2000cc以下になります。
「4」で始まるナンバーは「貨物」に分類されます。
このような車体の違いの他に自動車税があげられます。
総排気量が1リッター以下の自家用乗用車と事業用自動車を比べた場合、乗用車は年額29,500円、事業用は年額7,500円と、事業用自動車の方が税金が安いです。
なぜ、自動車税が安いのかというと自家用乗用車は主に個人や家族などの私的な目的で使われ、商用車は種サービスの流通や事業の運営、または、物資の運搬・運送などの公な活動に使用される車だからです。商行車は、公共的な活動をしているため自動車税が安いのです。
お店に車検を依頼する時は何が必要?
毎年、車検の必要となる商業車ですが車検に必要なものとはどんなものでしょう?
車検に必要な書類を紹介します。
まずは、車検証です。
車検証は、その車が保安基準を満たしていることを証明するものとなります。新車購入時や、車検を受け終わったときに受け取ります。
車検証を紛失してしまった場合は、公道を走ることができませんし車検も受けられません。車検証がないまま、車を走らせると道交法違反となり30万以下の罰金刑となることもあるので注意しましょう。
車検証を紛失してしまったら、代行業者などに依頼するか自分で申請するなどして速やかに再発行の手続きをしてください。
車検証の他に、自動車損害賠償責任保険証明書、自動車税納税証明書(継続検査用)が必要です。
自動車損害賠償責任保険証明書は、自賠責保険に加入していることを証明するものになります。
自動車税納税証明書(継続検査用)は、自動車税を支払っていることを証明する書類になります。
どの書類も、車検証と一緒に保管しておくとよいでしょう。
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