高校受験に必要な中学の内申書!資格は有利になる
2018.5.1

高校受験に必要になる内申書。受験では学力検査と同じぐらい重要になって来るのが内申書になります。高校入試で合格、不合格を決める重要な判断資料になります。
中学の内申書にはどのような事が書かれいるの?資格はどのような資格を取ると有利なの?
中学の内申書について調べてまとめてみましたので参考にしてみて下さい。
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この記事の目次
中学の内申書には資格が書かれることが多い?
内申書とは「成績表の評価の値」と「特別活動(部活)の記録」「出欠の記録」「総合所見」などが書かれた書類になります。
基本的に受験生が不利になるようなことは書かれていません。
入試で最も重要視されるのが「内申点」になります。次に「特別活動の記録」です。部活動で優秀な成績を収めた場合は高く評価されます、評価対象となるのは県大会レベルの成績になります。
その他に高く評価されることは、英検3級などの資格。近年は英検だけでなく、漢字検定に力を入れている学校もありますので、このような検定を3級以上持っていると有利です。
内申点対策は「観点別評価」。
ゆとり教育から、通知表の付け方が相対評価から絶対評価に変わりました。しかし「3」「4」などの通知表の評定を決める「観点別評価」についてあまり知られていません。
観点別評価の一番上の観点、関心意欲態度をあげることが大切です。通知表の評価はよくも悪くも、観点評価により左右されます。内申点をあげる秘訣は観点別評価になります。
国語と英語以外の教科では、観点別評価は「関心意欲態度」「思考判断」「技能表現」「知識理解」の4つ(国語のみ5つ)になります。
国語は「聞く・話す能力」「書く能力」「読む能力」、英語は「話す・書く能力」「聞く・読む能力」が観点となります。
中学の内申書の欄に資格がたくさんあると有利?
高校入試で評価されやすい検定はこの3つ
- 実用英語検定
- 日本漢字能力検定
- 実用数学技能検定
優遇される基準としては、英検、漢検、数検で3級もしくは準2級を取得していることは目安になります。英検、漢検の3級の出題範囲は「中学卒業程度」数検は「中学校3年程度」になります。
- 英検3級合格ラインは得点率60%程度
- 漢検3級合格ラインは得点率70%程度
- 数検3級合格ラインは得点率70%程度
になります。中学3年生になると勉強に集中したほうがいいので、理想としては中学2年生のうち受験しておくといいです。
高校入試で検定資格を持っていると有利になる?
検定資格は持っていると有利になります。しかし検定を取るために中学3年生の勉強時間をどう使うか悩んでしまいます。
取得して有利だと感じたこと
- 内申書に「諸活動の記録」として記入出来る
- 私立併願優遇の内申点に点数を足してくれる学校もあります。
中学の内申書にはテスト以外にも資格や部活動も書かれる?
部活動と同じように、生徒会活動や各種検定など中学生活でおさめた優秀な活動については内申書に記載されます。基本的にはいいことだけが書かれますので、退部した場合でも内申には影響ありません。
しかしこの諸活動が内申点ほど合否に影響があるかというと、そうではありません。地域により内申書に記載されている特別活動を点数化にし内申点に加える場合もありますが、部活動で納めた成績は、県大会入賞などよほどの成績がない限り考慮はされません。
「内申書がよくなるわけではないのでやらない」という選択もあります。しかし部活動や生徒会活動をすると、縦社会の枠に飛び込むことになるので試練があったり、辛い練習や時間的なこともある中で、勉強もすることになるので、相当な忍耐力や集中力が培われるのです。部活を引退した3年生の秋からラストスパートをかけ受験に勝ち抜く人が、部活動をきちんとやり抜いてきた人に多いのもわかります。
友達や仲間を大切にし、協力する。そのような人として当たり前の事が出来れば、おのずと内申点は上がっていくようになります。
中学の内申書の欄に記入されると有利な資格はあるの?
資格や検定の評価方法は、都道府県や高校によって違います。点数化される場合もあるし、影響しない場合もあるので、入試対策としては活用しづらい面もあります。
しかし一部の私立高校の推薦入試では「英検準2級以上を取得していれば評定平均に○ポイント加算」など優遇措置を明記している高校もあります。
加点方法が明確で対策しやすい時は、得意分野の検定に挑戦するのもいいです。英語に関しては今後検定が入試に有利に働く可能性が高くなっています。
目指すは「中学卒業程度」の範囲をカバーする検定級数の取得。
英検・漢検・数検などがあります。優遇されるのは3級ないし準2級を取得していることが目安になります。
知らないと損する?中学の内申点を上げるコツ
内申点を決める各教科の成績はこのようなことで決まります。
- 定期テストでよい成績をおさめる
- 提出物、授業態度
- 授業をきちんと聞く、授業に参加する
中間テスト、期末テストでいい成績をとっていても、提出物や授業態度が悪いと評価が下がります。各教科の宿題やレポートなどの課題は提出期限内にきちんと出しましょう。
授業はきちんと聞き、参加しましょう。教室で先生の話をしっかり聞いていれば評価が悪くなることはありません。実技の教科は上手下手よりも一生懸命取り組むことが大事です。
- 勉強のコツ