生活保護世帯での入院費やオムツ代の費用の仕組みについて
2018.4.30

やむを得ない状況で生活保護世帯となってしまった場合、突然の病気などで入院を余儀ない生活となってしまった場合、気になるのが入院費ですよね。
また介護が必要となった際に必要となるオムツ代も毎日となると、かなりの負担金額となります。
そんな時、医療費はどこまでかかるのでしょうか?ここでは生活保護世帯の入院費にかかる金額や支給金額などについてご紹介します。
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この記事の目次
生活保護を受けている時に入院費やオムツ代は自己負担?
生活するための収入が足りなく、やむを得ず生活保護を受けるようになったとき、心配なのが、病気になったときの入院費です。
そして、気になるのが、介護を必要としたときのオムツ代は自己負担になるのかということ。
オムツは消耗品で、頻繁に使うものでもあるので、金額は馬鹿にならないです。
もしも、生活保護受給中にオムツが必要な場合は、オムツ代が支給されるそうです。
それは、医師によって常時失禁状態にあるとの診断がされることで支給されます。
このとき、オムツの洗濯代やオムツカバーなど失禁を防ぐために必要な物も支給対象になるそうです。
ただし、上限金額は決められており、どれくらい使うかはそのときにもよるので、追加支給という方法で現金支給する福祉事務所が多いです。
申請するためには、申請書と一緒に、病院の診断書と購入した領収書を福祉事務所に提出しましょう。
生活保護受給世帯の場合、入院費やオムツ代などの支給金額
生活保護受給世帯の場合、入院費は月額で2万円現金支給されます。
もちろんそのときの入院医療費や入院食事代は無料です。
また、入院費と別にオムツ代も支給されます。
こちらも約2万円です。
それから、歩行が困難な場合は、転院する場合の移送費用なども支給されます。
病院へ行くための交通費も支給されるそうです。
それ以外でも、仕事を探す場合の交通費も支給されることがあるそうですよ。
他にも、生活保護を受けていると、だいたいの人がアパート暮らしですよね。
この時の更新料や火災保険料なども支給されるのです。
逆に、持ち家の場合であれば、家屋の修理などにもお金がかかりますが、こちらも年間で10万円程度であれば貰えるそうですよ。
このように、生活保護を受給していると、さまざまな分野で費用を支給されるみたいです。
生活保護でオムツの支給はされるが入院費や食事代はどうなるの?
普通、医療費は3割が自己負担になりますよね。
しかし、生活保護の場合、医療費は無料になります。
ですから、もちろん入院費についても医療費はかかりません。
このとき、入院と言えば、食事代はどうなるのか気になるところです。
実は、入院食事代も無料になるそうです。
入院費はかからなくても、食事代はかかるのではと思っている人も多いのではないでしょうか?
食事代もかかりませんので、安心して入院してくださいね!
なので、生活保護を受給している場合に、体調が悪く病院にかかったとしても、医療費はかかりませんし、入院をするように言われたら安心して入院した方がいいでしょう。
生活保護で入院した場合毎月の支給金額が変更になり自己負担がある場合も
生活保護受給者が入院した場合、その入院期間が1ヶ月超えると支給金額に変更があります。
これは、入院日の翌月から入院基準の支給金額になるからです。
入院中というのは、食事代もかからないですし、光熱費も基本料金しかかかりませんよね。
なので、通常の支給金額より減給されることになります。
入院基準の場合、全国で一律金額が決まっています。
もちろん、複数いる世帯であれば、一人が入院基準に変わったとしてもそれほど問題はないでしょう。
しかし、単身の世帯の場合は気を付けなければなりません。
それは、支給金額が減ることによって自己負担が発生することがあるからです。
特に、年金収入のある単身の受給者の場合、月々の支給金額より収入の方が多くなってしまう可能性がありますよね。
そうなると、その差額の医療費を自己負担することになるのです。
なので、年金を使いきってしまわないように気を付けなくてはなりません。
生活保護世帯は医療費は無料だけど、指定された病院のみしか入院できない
生活保護を受給していると、入院の際に健康保険が適用される範囲での医療費などは全て無料になります。
しかし、このとき、健康保険の範囲に含まれていない差額のベッド代やシーツ代、さらに衣類などの貸し出しに関しては、自己負担になりますので注意しましょう。
それから、生活保護受給者が無料で入院するためには、指定された病院でないと入院できません。
ですから、何かやむを得ない事情がない場合以外は、その指定された病院へ入院しましょう。
入院以外でも、具合が悪く病院を受診する場合についても、医療費は無料となります。
このとき、自分が住んでいる地域の福祉事務所において、受診のときにお金の代わりとして使うことができる医療券というものが発行されるそうです。
生活保護を受給していても、病院の受診や入院は安心してすることができます。
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