意見文のテーマは何が良い?書きやすいテーマの選び方とは
2018.4.20

中学生にもなると、宿題として意見文の提出を求められることもあるでしょう。
でも、まずテーマ選びから悩んでしまうんですよね・・・。どんなテーマが書きやすいのでしょうか?
テーマを選ぶ際のポイントや、意見文を書く時のコツなどをご紹介します。
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この記事の目次
意見文のテーマは、自分が興味があることを選ぶと書きやすい!
自分の意見を述べる『意見文』。
感想文とは違い、意見文には指定されたカテゴリーがあり、そのカテゴリーに沿って意見を述べることになります。
カテゴリーに沿って意見することは大切ですが、そこには、自分の意見が反映されていないといけません。
意見文なのですから、「主張」しなければなりませんし、聞く人を惹きつけるだけの説得力がなければいけません。
ここが感想文と大きく違うところだと言えます。
カテゴリーの中から今の自分が最も関心のあるテーマで意見文を書くことができればよいでしょう。
説得力を持たせるためには、自分が関心を持っているテーマを選びましょう。
意見文ですから、多少、箇条書きのような感じでも構いません。
自分の主張を自信を持って、書くようにするとよいでしょう。
作文や感想文とはまた違う意見文。
テーマに沿った意見を決めれば、そうむずかしく考えることはありません。
例えば「猫よりも犬の方がかわいい」というテーマで意見文を書く練習をしてください。
客観的にみれば、犬と猫の可愛さは比べても仕方ありませんよね?
でも、自分が犬の方がかわいいと思うなら、犬の方がかわいいと言い切り主張しましょう。
これが、意見文なのです。
書きやすい意見文テーマの基本は、イエスかノーで答えられるもの
テーマに対して、自分は賛同(YES)するのか否定(NO)するのかを述べる意見文もあります。
一つのテーマで議論をする時などです。
『動物園にゾウは必要か、必要ないか』
この、テーマに対して、「必要」と感じるのなら、「YES」の意見文を書くことになります。
「不必要」と考えるのなら、「NO」の意見文を書くことになります。
- 好きか、嫌いか
- 欲しいか、欲しくないか
- するか、しないか
YESかNO、どちらかを選択して自分の主義主張を述べましょう。
書きやすい意見文のテーマとは?例をご紹介
意見文として書きやすいテーマを上げてみます。
- 友達は多いほうがいい
- 女より男のほうが得することが多い
- テレビは有料放送にするべき
- 結局、人は見た目が一番
- 男女間の友情は成立する
- 犬よりも猫をペットとして飼うべき
- 主食はお米であるべき
- 電車やバスは全席優先席にするべき
- 高校まで義務教育にするべきだ
- ペットにも税金を課税するべきだ
- 教科書にマンガを積極的に取り入れるべき
意見文と感想文の違いとは?
意見文とはどんなもの?
意見文は、テーマに沿って、自分の意見を述べる文章です。
ですから、自分の主観に基づいた判断と主張を述べる文章となります。
テーマが正しいのか、間違っているのか。
テーマの事柄をよいと思うのか悪いと思うのか。
テーマについて判断したことについての主張を、具体的に書き記します。
テーマについて、なぜ反対したのか。逆になぜ賛同したのかも重要なポイントとなってきます。
また、賛同や批判だけではなく、どうして自分はそう判断したのかを丁寧に説明しながら主張する必要があります。
意見文ですから、聞き手や読み手をいかに納得、説得させられるかがカギとなります。
テーマに対しての対応策や改善策を考えるのも、意見文には必要な事柄になります。
感想文とは?
感想文は、自分がどう感じたのかを主軸にして書くため、「○○だと思いました」という内容になると思います。
自分がどう感じたのか、自分ならどうするのか、感じた事を今後どのように生かしていくかなどを書くことになります。
意見文がうまく書けない・・・上手に書くコツとは?
意見文の書き方、流れを説明します。
(自分の意見)
私は○○の○○を取りやめるべきだと思います。
(理由)
なぜなら、○○だと思うからです。
(具体例)
○○は○○の時に○○するので、○○になります。
ですから、○○で○○するのは取りやめるべきだと考えます。
(感想)
私は今まで○○の時には○○するべきだと考えていました。
けれど、中学生になって○○な時にも必ず○○しなければならない理由がわからなくなってきました。
○○は小学生までは必要だと感じますが、中学生になると不要だと思います。
なぜなら、○○は○○を防ぐためにもちいられるため、中学生には必要はないと考えます。
中学生になると、○○になるので○○は必要がなくなります。
必要だと感じる人が使うべきであって、全員をその対象にするのは意味がないと思います。
(提案)
私は、○○の取りやめを提案しますが、今まで通り、○○を○○したい人には、理解を示していますし、○○にこだわらずに、○○していくべきだと感じました。
このような感じで、文章を構成してみてください。
まず、一番最初に自分の意見をしっかりと主張してください。
それから、どうしてそう思うのか、どうしてそのような結論に至ったかを、曖昧な表現ではなく、言い切るように書きます。
意見文なのですから、主張したいことが曖昧ではいけません。
どんなに、世間から受け入れられないような意見だとしても、自信を持って主張しなければ意見文としては成立しません。
内容的に突飛なものでも、自信を持って自分の意見を主張するようにしてください。
- 勉強のコツ