絵師にイラストを依頼する方法とマナー。期日や価格は確実に!
2018.4.11

「絵師」という言葉を耳にすることはありませんか?この「絵師」と言う言葉はプロ、アマ含めイラストレーターなど絵を描く人を指します。
ネットに公開している絵師にイラストを描いて欲しいと思ったら、どうやって依頼するべきなのでしょうか。
個人のブログやSNSを通じての連絡や、スキルの確認。依頼するとなったときに互いに確認すべき情報などを調べました。
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この記事の目次
絵師にイラストを依頼するときはイメージあった絵師選びが大切
一言で「イラスト」と言っても、カットイラスト(簡単な挿絵)やある程度凝ったイラスト、企業やブランドのキャラクターやロゴになるような制作では、その料金は全く違ってきます。
印刷物のデザインを行うデザイナーは「絵が描ける人」というイメージを持たれる場合もありますが、デザイナーが必ずしも絵が描けるというわけではありません。
そして「イラストを描ける」というと「どんな絵でも描ける」と思ってしまう人がいるようですが、イラストレーターそれぞれの個性や画風があるので、そうはいきません。
必要としているイラストのイメージやクオリティ、そして予算も考えた上で適したイラストレーターを探すところから必要になります。
イラストレーターが決まったら、予算・納期などをしっかり確認した上で制作に着手してもらいます。
最初はイメージを大まかに絵にした「ラフ画」を複数起こしてもらい、全体のイメージや具体的なモチーフ・ポージングなどを絞り込んでいきます。
ラフが決まったら本番となる作品の制作です。
そのまま完成させるのではなく、進行中にもクライアントとの確認を行うなどするとイメージにより近いものができるでしょう。
依頼したいイラストの画風やレベルを考えた絵師選びをしよう
必要としている絵師(イラストレーター)を探すポイント
- 必要なスキルを持っている
作風やスキルが求めるイラストに合うかどうか、過去の作品をチェックしてみましょう。 - 予算は折り合うか
プロフィールやこれまでの実績と料金のバランスを考えましょう。 - コミュニケーションが取れるか
クライアントやコンサルタント担当者など、仕事で関わる人たちとコミュニケーションが取れないタイプは、トラブルになるリスクも増えます。 - 安すぎる価格設定にも注意を
あまりりにも料金の設定が低いイラストレーターは、レベル・スキルが低いことや、責任感が薄いといった点で不安があります。 - クリエイターのスキル確認は必須
イラスト制作の依頼で起こる失敗でよくあるのが、依頼したイラストレーターのスキルが求めるレベルに達していないことです。
求めるクオリティを満たせるのか、確実に納期までにできるか。
事前にしっかり確認したいとこです。
イラストを依頼する絵師はどこから探せばいい?
◆個人サイトへの依頼
イラストレーターとして活動している場合、多くのクリエイターが個人のサイトで過去の作品などを公開しています。
サイト内に簡単なプロフィールや仕事依頼の際の連絡先(メールアドレス)などが明記されていることがほとんどですので、そこからメッセージを送ってみます。
◆SNSからの依頼
個人サイトと同じく、SNSを広告や告知に使うクリエイターが多くいます。
まずはSNSでアクションを起こすのも一つです。
◆知人やツテ
依頼しやすいのは、友人・知人に絵が描ける人がいる場合。正式にイラストレーターとしての仕事をしていなくても、趣味ながらある程度のレベルで描けるという人もいるものです。
その場合は、仕事であると割り切り、料金や納期などきちんとすり合わせることが重要です。
イラストを依頼するときに伝えるべき重要なこと
イラストを依頼・発注する場合は事前に確認すべきこと
- 事務的な情報……取引に必要な情報。個人情報。
- 依頼するイラストの内容…絵柄やイメージなどの情報。
特に忘れられがちなのは、きちんとした納期の情報です。
「いつまでに、どの段階の作業が必要か。最終的な完成の締め日はいつか」ということは、なんとなく話すうちに思い込みや食い違いが生じてしまうことがあります。
そのまま作業を続けると、あとからトラブルになってしまう可能性があります。
仕事を依頼する側だからといって「では、よろしくお願いします!」と丸投げすることができないのがイラストの仕事。
「こちらが依頼する『客』なのに…」と思わず、必要な準備と確認をすることが求める作品を制作してもらうためには必須なのです。
価格については、相場を目安に大まかな予算を伝えて相談する方がスムースに進むでしょう。
依頼するイラストの期日と予算は明確に設定してトラブル回避
イラストを仕上げる時間は、求められる作品の内容にもよりますが短くても3日~1週間はかかるものです。
「頼めばすぐ描いてくれるだろう」と納期ギリギリで発注するのは避けましょう。
クリエイターによっては他にも仕事を受けていることもあり、すぐに対応できない可能性があります。
納期はできるだけ余裕を持って依頼するのが望ましいのです。
支払う金額は、ある程度の相場はあるとはいえ作風や知名度などによってもバラバラです。
サイズや求める作品データで価格表を提示するクリエイターもいます。
正式に依頼する前に、価格の点もしっかりと決めておかないとあとからトラブルになってしまいます。
イラストの仕事は、イラストレーターの生活やメンタルが作業の進行に影響を与えることもありますので、可能な限り作業スケジュールには余裕を持ちたいものです。
- 仕事のコツ