自転車のブレーキ調整は大切!特に子供は自分で判断できない
2018.4.4

定期的に子供の自転車の点検やブレーキ調整はしていますか?
大人は自転車に乗ってブレーキをかけると利き過ぎ・利きが悪いなどの判断が出来ますが、子供は意外とブレーキの効き具合を判断できていないそうです。
けがや事故に繋がるため定期的な、ブレーキ調整などは重要です。子供にブレーキの教え方や点検調整の仕方についてまとめました。
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この記事の目次
子供は自転車のブレーキ調整が苦手!最初にしっかり教えよう!
自転車に乗り慣れた大人にとっては簡単に感じるブレーキ操作も、子供には難しい事です。言葉で子供に伝えるのも難しいものがあります。
子供は自転車のブレーキの仕組みがすぐには理解できません。よくあるのが、自分の足で止めようとする行動です。この行動は危険なので、自転車を止めたい時やスピードを落としたいときはブレーキで調整することを教えなければいけません。
まずは、子供が自転車をこぎ出したらに親も一緒に横について行きます。そしてブレーキを教えるために、子供の手の上に親の手を重ねて、ブレーキを握ります。
今度は、言葉でも子供にブレーキを教えます。同じように親の手を子供の手に重ねた状態で、「ブレーキ!」や「ぎゅー!」などと声を掛けます。
この行動と言葉をセットにすることで、小さな子供でも理解しやすくなります。何度か繰り返すと、止まりたいときはブレーキを握ると良い、ブレーキを握ると減速するという事を理解するでしょう。
続いて、ブレーキをかけるタイミングも教えなければいけません。子供は止まりたい場所に来てからかぎりぎりでブレーキを掛けます。当然間に合わずに行き過ぎてしまいます。
まずは、少し先に親が立ち、「ここで止まって」と指示をだして子供のタイミングでブレーキを掛けさせて、今のタイミングで予定通りのところで止まれたか確認させましょう。
次に、親がブレーキのタイミングを声掛けします。先ほどの言葉「ブレーキ!や「ぎゅー!」と言って、どのタイミングでブレーキをかけると良いのか理解していきます。
また子供は力加減が苦手なので、いっぱい握ると急ブレーキになってしまうことも教えなければいけません。
自宅で出来る子供の自転車のブレーキ調整はどこまで?
私が子供の自転車を定期点検する時は、ブレーキの点検を重点的に行っています。安全に乗るために点検する箇所は色々ありますが、個人的にはブレーキが一番重要だと思っているからです。
例えば、パンクしても、チェーンが外れても、ベルが鳴らなくても他人に危害を加えたり自分の命の危険に直結しづらいですが、ブレーキが利かないというのは一番命の危険に直結する可能性があります。
工具や専門知識が無くても、家で自転車のブレーキの点検をする事は可能です。それは、注油をして、破損や故障がないか確認し、ブレーキの利き具合をみる事です。
なお、知識と工具があれば、ワイヤーの交換などプロさながらのメンテナンスを行うことは可能です。しかし、ネットなどで仕入れた程度の知識でブレーキ周りをいじるとかえって危険な場合もあります。
ブレーキ周りに異常を感じて工具などを使わないと治りそうもない場合は、自転車屋さんにお願いするのをおすすめします。
子供用自転車の前輪のブレーキ調整&確認方法
自転車のブレーキを調整する時は、10mmレンチとペンチを用意しましょう。
自転車の前輪のブレーキワイヤーには10mmのナットで固定されていますので、調整するには10mmのレンチが必要です。
まずはレンチでナットを緩めます。自転車には沢山のナットが付いていますが、関係ないナットを緩めないように注意してください。どれが関係ないのか分からない場合は下手に手を出さずに自転車屋さんに持って行きましょう。
ブレーキシューとリムの間に2mmくらいの隙間が出来る程度にナットを緩めます。500円硬貨をブレーキゴムとリムの間に挟んで固定するのが簡単に出来るコツです。
ブレーキを片手で固定しつつ、反対の手でナットを絞めます。やりづらいですが、これが出来れば作業が楽に進みますので、頑張りましょう。
ペンチでブレーキワイヤーのたるみを引っ張って直し、ナットを絞めなおします。ブレーキを握ってみて、ブレーキの掛かり具合を確認します。
ブレーキがかかり過ぎる場合は、ブレーキワイヤーをもう少したるませ、かかりが悪い時はブレーキワイヤーをもう少し引っ張りましょう。丁度良い状態になるまで繰り返し調整します。
子供の自転車を買う時はココをチェック!ブレーキ調整はお店にも頼める
子供の自転車を買う時は、何よりも安全を優先しましょう。安全には自転車本体の安全と子供が運転する時の安全があります。
自転車本体の安全で言えば、自転車業界が定めている安全基準を満たした自転車を選ぶことです。購入する時に、「BAAシール」が貼られている自転車を目印にしましょう。
子供が運転する時の安全とは、子供の体と自転車の大きさがあっているかどうかです。サドルにまたがった状態で両足がつく状態、ブレーキに手が届いてしっかり握れる状態、ハンドル操作ができる、一人で押したりスタンドが立てられるなどを基準にします。
まだ自転車に慣れていない内は、ふらふらしてしまうこともあるので、地面に足がしっかり付く位のサイズの自転車を選ぶのがおすすめです。
子供はすぐ大きくなるからと大きな自転車を買い与える親も多いですが、限度というものがあります。体格に合わない自転車は、怪我をする危険もあるという事を覚えておきましょう。
少なくとも、初めての自転車で慣れるまではサイズの合ったものを買いましょう。
また、メンテナンスなどを自宅でする自信がない場合は、お店にお願いすると確認してもらうことが出来ます。定期的にメンテナンスして安全を心がけましょう。
子供の自転車はサドルの高さ調整も大切
知り合いから使わなくなった子供用の自転車を貰いました。娘は大喜びでしたが、娘には自転車がまだ少し大きかったので少し調整してみました。
自宅で出来るサイズ調整といえば、サドルの高さ調整です。サドルの高さを一番下まで下げてみたところ、地面に着く足はつま先だけでした。
自転車に乗り慣れた大人ならつま先が付けば問題なく乗れる人も多いでしょう。しかし、娘はまだ小さく、つま先立ち状態で転倒してしまった時に、怖いと言ってきました。
それ以上サドルを下げる事が出来なかったので、サドルを付け替えてみました。
サドルを外し、レンチを使ってサドルを支柱に固定しているボルトを取り外します。次に、サドルについてる「やぐら」部分を取り外します。今度は、「やぐら」を元々ついていた向きを上下逆さにして付け直し、支柱につけて、サドルを自電車に戻します。
この方法では1cm程度しか低くすることは出来ませんが、元々つま先が付いていたので、1cmでも低くなれば感覚的に違うのか、怖いと言ってこなくなりました。
- 育児・教育のコツ