天才の本当の能力は、努力を楽しむことができるチカラ
2017.11.11

天才とは、持って生まれた能力だから凡人なんかどうしたって歯が立たない!そんなふうに考えたことありませんか?
でも、天才とは「努力をする天才」「努力を楽しむ天才」ゆえに人より優れた結果を出せることがほとんどです。
苦しいこと辛いことを「努力で乗り越える」というだけでなく、努力することが楽しめるかどうかがカギになるのです。
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この記事の目次
天才は努力によって作られ、努力を楽しむことができる人
世に言う「天才」とは、「努力を続けられる人」であり、努力を続けるためにはさまざまな方法があるのです。
努力をする対象の選択
まず重要になるのが、努力しようとすることが果たして自分にとって適切なものであるかどうか。
これを違えては努力を楽しむことができません。自分に適切かどうか、その基準はただ一つ。
「自分が本当にそれを望んでいるかどうか」の一点。
なぜ、それがしたいのか。なぜ、それを選んだのか。自分の心を追究して本当に望むことであるかどうか、しっかり考えましょう。
自分が選んだ道が、非常に辛く困難に感じることもあるでしょう。
そんなとき、それは自分の意思でやっているか。周囲からの期待やプレッシャーなど外からの圧力ではないか見直します。
また、自分自身が「常識」や「こうあるべき」という思いに取らわれてしまっていることもあります。
努力をした記録を記しておく
漠然と「努力している」というのではなく、毎日自分がどんなことをしたのか。何ができなかったのか。どうすればできるようになると思うか。
日々の記録をつけることで、自分の成長を感じ、経験を積み上げている実感が得られます。
努力する天才はネガティブシミュレーションをも楽しめる
目標に向かい努力する上で、あえてマイナスや失敗する可能性を考える「ネガティブシミュレーション」が有効な場合もあります。
成功しようとする目標までの道のりにおいて、足りないものや改善が必要な点を洗い出す作業ともいえるでしょう。
例えば「文化祭でハイレベルなブレイクダンスでみんなを驚かせてやろう」という結果を設定します。
そこに至るまでの経過で考えられることは、次のようなものがあるでしょう。
ブレイクダンスを覚えて踊れるようになるには練習時間は足りるのか
- 盛り上がる技を身につけるための時間は充分かどうか
- 毎日何時間程度の練習が必要で、その時間を確保できるか
- 考えた構成のダンス内容で観衆を驚かせるレベルに達することができるか
- 自己満足になっていないか
- ウケる音楽はどんなものか
- 練習するためのスペースは確保できるのか
現実に実行しようとしたときに、かならずこれらの部分を詰めなければなりません。手間がかかる上、自分が考えたことがどんどん不可能に思えてくるかもしれません。
それでもネガティブシミュレーションをすることで、実現するために必要なことがリアルに見えてくるでしょう。
自分にできることを再確認し、最小の努力で最大の結果を得るためには、このふるい分けが重要になります。
天才とは「努力を楽しむことができる人」のこと
孔子の論語には、次のような一節があります。
「氏曰く、これを知る者はこれを好むものに如かず。これを好む者はこれを楽しむものに如かず。」
どれほどの天才であっても、努力している人には勝つことができない。どんなに努力したとしても、楽しんでいる者には勝つことができない。
そんな意味です。
人の脳は、楽しいと感じているときに、より活性化しているという科学的データからしても理にかなっています。
大きな栄誉も、楽しんだり頑張った、その結果として「ついてくるもの」という心構えで頑張れば先が見えてくるものです。
たとえば、オーストラリアの雄大なエアーズロックを見ようと旅に出かけたとしましょう。目的の場所だけでなく、その道々にも楽しいことはたくさん経験できるはずです。
行く途中でみつけた食べた食事、いつもとは違う場所の風や空気、人々との出会い。
トラブルに見舞われたことすら、後になれば楽しい思い出になります。
目的はエアーズロックだとしても、旅を終えたとき心に残っているのは、その道程にあったものが大きな存在感を持っているはず。
これと同じく、努力する時間は目的のためだけでなく、それ自体に意味があるのです
「苦しい」から努力するのではなく「楽しむ」ために努力をする
人は皆「幸福になるために生を受ける」もの
欲する成果を達成するために、心を擦り減らし、苦しみに耐えて頑張りぬくことだけが生きる目標ではないはずです。
人生は楽しくあるべきだし、本来、楽しいものであるはず。
こういうと、必死で頑張ることや気合・根性を否定していると取られるかもしれませんが、そうではありません。
「楽しむ」ことは「怠けてラクをしていい」ということでもありません。
ポジティブな思考が必要だということです。
心が納得し、心地よい考えや行動が「ポジティブな行動」であり、楽しみながらも成果を手にすることです。
誰しも、仕事や私生活で困難があり、苦難に襲われることはあります。
そんなときは「楽しむこと」を頑張る。
「楽しむよう」努力をすることが必要なのです。
知りたいと思うこと、楽しむことは努力すると、もっと花開く
楽しいと感じることを、より楽しむための努力も必要
あることを「好き」で「楽しい」と感じる。では次のステップは?
もっと知りたい、詳しく調べたい、もっと上手になりたいと知るほどに、「もっと、もっと」と求め、それを得るために努力が必要になります。
本を読んで知識を深めたり、ネットで情報を検索することもできます。
情報を得て、知らなかったことを知ると、さらに興味が増していく。「好奇心」は、物事を楽しむために大切な心の動きです。
既存の情報を収集し、そのうえで自分なりの工夫をする楽しみもあるでしょう。
上手くできたからこそ、楽しめる。
上手くできなかったからこそ、次こそはと頑張る。
初めはできなくて面白くないと感じても、できるようになると楽しくなるもの。
努力せず三日坊主で放り投げたり、なんとなく手が出ないという食わず嫌いでは、多くのチャンスをみすみす捨ててしまっているかもしれません。
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