接客のバイトで辛い事とは?接客業の先輩に聞いた経験談
2017.12.20

バイトの接客業で思いつくのは、主にコンビニや居酒屋など接客業が一般的です。
でも、接客業は土日に休みにくいなど、辛いことも多そうなイメージですよね。
実際に接客業のバイト経験者はどんなバイトの何が辛かったのか、経験談をまとめてみました。
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この記事の目次
接客のバイトが辛い理由は「人間関係の無責任さ」
- 接客業ではクレームや理不尽なお客様が辛いとよく聞きますが、私が飲食店のホール係をしていたときに辛かったのは「職場の人の責任感の無さ」でした。
シフト制の職場でしたが、ある日出勤するとホール係が自分しかいなかったのです。
予定では数名出勤するはずでしたが、急に休みになっていました。しかも、休む理由がデートなどで、急遽出勤してくれる人もいなく・・・。
一人でホールを回さなければいけない状況で、お客様から文句を言われるのは仕方がないにしても、厨房からも配膳が遅いと怒られました。
バイトを選ぶ時は職場の雰囲気もちゃんと、確かめたほうが良いと思いました。 - 全国にお店がある有名な大企業でお店のカウンター係をしていました。そこでは「自分勝手な人が多い」のが辛かったです。職場の人もお客様も皆、自分勝手です。
出来ない事でもお客様は、無理を言って来たり前はやってもらったと嘘を言ったり、お客様は神様だという態度で来る人も多く、世の中自分勝手な人がこんなに多いのかと知りました。
接客のバイトが辛い人は聞き役に徹するのがおすすめ
接客業で、常に笑顔でお客様に気を使いながら話していて大変そうですよね。しかし、接客業も聞き役に徹したほうがお客様は満足します。
聞き上手な人やいつも聞き役に回っている人もいますが、人間は大抵人の話を聞くよりも話をする方が好きです。聞き役の人も家族の前では饒舌な場合があります。
それは、他の人で上手く話せなかったり他人に共感してもらえない事が多くて、経験上聞き役に回っているだけで、話をしたいと思っているはずです。
自分の話を興味津々で聞いてくれる人がいると嬉しいですよね。楽しそうに聞いてくれたり、リアクションしてくれるともっと話したくなるでしょう。
接客業では相手を楽しませるための話術が必要だと思いますが、接客業に必要な話術は自分の話をおもしろく話す事ではありません。それよりもお客様が気持ちよく話を出来るように聞き役に徹して聞き上手になる方がお客様の満足度が高くなります。
話下手な人が接客業をするのは大変そうなイメージがありますが、聞き役に徹することで自分発信の話題を考える必要がなくなって精神的ストレスも軽減するでしょう。
聞き役に徹することで、話題を生み出さなくて良くなり余裕が出来ます。余裕が出来ると良い接客に繋がるでしょう。
色んな業種の経験者が語る辛いと感じた接客のバイトとは?
コンビニ・居酒屋・カフェ・結婚式場・コールセンターなど、様々な形態の接客を経験してきました。この中で辛かったのは結婚式場とコールセンターです。
自分の性格に合ってなくて辛かったのは結婚式場で、立ち方や手の位置、椅子の引き方など立ち振る舞いまで気を付けなければいけませんでした。人生の大きなイベントで失敗が許されないので、くしゃみさえ出来ません。よく居酒屋は酔っ払いに絡まれそうで大変そうというイメージですが、結婚式場に比べれば自由に動き回れる分居酒屋の方が楽でしたね。
次に辛かったのはコールセンターでした。お客様へ電話をかけるセールスだったのですが、夜20:59までは電話を掛ける決まりがありました。この特にぎりぎりの時間に掛けるのが嫌でしたね。20:59でも21:00になっていないなら電話を掛けなければいけないのです。世間一般では21:00だとちょっと電話を掛けるには遅い時間ですよね。会社にとっては20:59は21:00ではないのではセーフという決まりでも、お客様にとっては同じ事なので、非常識だと怒られることも良くありました。
会社の決まりと言えど、自分でも非常識だと思っているのに電話をかけて怒られるのは辛かったです。
居酒屋の店長が接客業は辛いと感じるのはどんな時?
- お客様同士の喧嘩
居酒屋では酔ってお客様同士が喧嘩になる事があります。暴れて物を壊されたり、店員に絡んできて一方的に殴られたりする場合もあります。そういう時は警察を呼ぶのですが、店長は警察に付きっ切りになるし、警察が来ている間お客様を入れることも出来ないので辛いです。
- バイトの不正
タイムカードを誤魔化したり、レジのお金を盗る人もいます。レジのお金が合わない時は意外とすぐに犯人が分かるのですが、そのまま見過ごすわけにも行かないので問いただしたりクビにするのはやっぱり辛い行為です。特に良く働いてくれて信頼しているバイトがそういうことをしたりすると、本当に辛いです。
- 休みが合わない
居酒屋の場合は週末は営業していて人手が必要な時です。週末に休み希望を出すバイトもいるので、店長は冠婚葬祭以外は出勤するのが基本だと思います。そのため、週末休みの友達と休みが会わないので友達と疎遠になりがちです。
接客業で辛いのはやっぱりクレーム
大手企業のカスタマーセンターのクレーム処理の仕事をしました。
勤務は1日6~7時間ですが、電話対応は1時間のみです。それ以外の時間はメールでの問い合わせやクレームに返信を行うという仕事で、時給はまあまあ良い方です。
ここでポイントなのが、電話でクレームを受ける時間は1日1時間までと決まっていることです。
1時間クレーム電話を担当したら休憩をしてメール対応するのですが、電話で直接クレームを言われることとメールでクレーム対応する時の精神的ダメージの大きさの違いがあります。
なお、このクレームを受けるのは大手企業に直接雇用されている社員ではなく、全員派遣社員です。クレーム対応は辛い仕事なので離職率が上がりやすいので、派遣社員にクレーム対応を外注しています。
そして、派遣会社は離職率を下げるための対策として電話対応は1日1時間までと決めているのです。1時間以上クレームの電話を受けると離職率が上がってしまうということで、やっぱり接客業はクレーム対応が辛いということになります。
- 仕事のコツ