塩を風呂に入れるとさびの原因になる?注意が必要な点はココ
2017.9.9

塩を風呂に入れて発汗効果を促す入浴方法が今話題ですよね。
でもこれってさびの原因にならないのか心配。という方も少なくないのでは!?
気になる塩や入浴剤が浴槽や風呂釜に与える影響や、注意点をご紹介します。
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この記事の目次
塩を風呂に入れるとさびが付く?使用する為の注意点
美容のために最近お風呂に塩を入れたり、塩分を含んだ入浴剤が人気ですよね。そこで疑問!塩分はお風呂を傷めないのか?さびたりしないのか?
調べてみると、よほどの濃さでない限り浴槽がさびる事はないみたい。もともと水道水にも塩素は含まれていて、いつもの入浴で浴槽に被害がないなら大丈夫と考えていいようです。実際に100グラムと結構な量の塩をお風呂に入れたとします。でも塩分量は全体の0.05パーセントにしかならないんです。
しかし追い炊き機能などが付いている風呂釜が付いているタイプのお風呂なら、追い炊き部分にさびが出る可能性があります。なぜかと言うと浴槽部分はさびに強い材質が使われている事が多いですが、風呂釜部分はそれ程さびに強くない材質、銅が使われている事が多いからです。
また長時間、塩分を含んだお湯を浴槽にためておいたりするのもオススメできません。塩や塩分を含んだ入浴剤を使用したときは、入り終えたら速やかに浴槽内の水を流し、掃除をした後は配管にも塩分が残らないように十分に水で洗い流してください。
塩を利用する時、風呂をさびさせない為にはこんな事も!
追い炊き機能が付いているお風呂はバスソルトなどは使用できないのか?
もし利用する時は追い炊きなどの機能を使わない事が重要です。そうする事で塩分を含んだお湯が風呂釜の中を循環する事を避ける事が出来ます。また先述したように、お風呂に入り終えたらすぐに掃除をして塩分を洗い流す事も忘れないで下さい。
塩分以外にもアルカリ性や酸性が強い入浴剤、また腐食性がなくても硫化チタンが含まれている場合なども風呂釜を傷める危険性があります。
たまに使用する程度なら、すぐに風呂釜を傷めると言った事はないと思いますが、日常的に利用すると成分が沈殿したりして故障を招く原因の一つとなってしまう事もかんがえられます。自分のお風呂で使える入浴剤を探してくださいね。
塩の入った風呂はさび以外にも注意が必要だった
お風呂に塩を入れたり、塩分を含んだ入浴剤を使用して入浴する時は、追い炊き機能を使わない。という事が注意点でしたが、他にも入浴をする際の注意点がいくつかあります。
まずは塩分をお風呂に入れると発汗作用がある為、いつもより汗がたくさん出ます。入力する前に水分を心がけて取るようにしましょう。また塩分が肌にしみてピリピリとする場合は、入浴をやめましょう。肌の状態を見て入浴を考えて下さい。
もともとアトピー性皮膚炎などの皮膚疾患がある場合は、かかりつけのお医者さんに相談してから使用してください。
入浴後は速やかに洗い流しましょう。
放って置いたり、追い炊き機能を利用してしまうと錆の原因や故障の原因になります。また泡が出る入浴剤も同様です。普段のお掃除にプラスして数か月に一度は風呂釜のお掃除もして、お風呂のメンテナンスを!
リラックス効果があったり、美容効果が期待できる入浴剤ですが使用に注意をして、入浴を楽しんでくださいね。
お風呂では塩以外も浴槽を傷める原因になる
一般的に販売されている大手メーカーの入浴剤は中性、アルカリ性、弱酸性と性質は異なりますが、浴槽や風呂釜を傷める事がないか試験を行っています。
お風呂の材質でよく利用されているホーロー、ステンレスやアルミ、銅などの材質で試験済みです。心配な場合は裏の注意書きをよく読んでから購入してください。
また注意が必要なのは硫黄が入っているかどうか、温泉で泉質に含まれる硫黄は浴槽や風呂釜を傷める危険があります。
その他には白濁タイプの入浴剤です。メーカーや機種によっては対応してない場合は使用が出来ません。ご自宅にあるお風呂の取扱説明書を確認するか、メーカーに直接確認する事をオススメします。
追い炊きが出来るタイプの浴槽では、循環部のフィルターに目詰まりが生じる場合がありますのでご注意を。
入浴剤でお風呂に起こるトラブルは?
- 追い炊き部分の銅に錆が生じる。
- 水道管に入浴剤の成分が沈殿し錆びる。
- 追い炊きのフィルターに汚れや入浴剤が付着して、使用が出来なくなる。
- 浴槽に色が付着する
- 浴槽に入浴剤のニオイが付き、取れなくなる
- 浴槽の光沢が無くなる。
- 浴槽に入浴剤が付着してざらつく。
などなど、お風呂の材質やお掃除のお手入れなどによってはこのような状態になる事もあります。
入浴剤を使用したい場合は、自分の家のお風呂に使えるかどうかを確認する事が重要。パッケージの裏には必ず注意事項として使用できない場合が表記されています。
また自宅のお風呂が特殊な場合は、お風呂の取扱説明書を確認したりする事も必要です。浴槽や風呂釜にダメージを与えると、修理費に結構な金額がかかりますよ~。
- 生活のコツ