面接で合格したアルバイト先に、断りの連絡を入れる際のポイント
2017.9.8

アルバイトの面接を受けて合格したけれど、条件が合わずに断りの連絡を入れたい・・・と思うことありますよね。
気まずいと感じるかもしれませんが、ここは勇気を出してしっかりと断りましょう。
断りの連絡を入れる際のポイントをご紹介します。
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この記事の目次
面接したけどやっぱり断りたい・・・合格の採用連絡が来る前に断りを!
アルバイトをしたいと思って面接をしてもらったけど、やっぱり条件が合わないから断りたい・・・そんなこと、ありますよね。
せっかく面接までしてもらったのに、断っても大丈夫なの?と思うかもしれませんが、断るのはあなたの自由です。しかしその際にも、人としてきちんと礼儀は大切にしましょう。一番良いのは、採用の連絡が来る前に自分から連絡をすることです。
「考えたのですが、やっぱり条件と合わないのでお断りさせていただきます。」と言って断れば大丈夫です。採用側としても、断られることがあるということはわかっています。採用連絡があった場合も、同じようにして断ってしまっても大丈夫です。
しかし注意して欲しいことが一点あります。例えばお給料や勤務時間などの「条件が合わない」ことを理由に断った際、採用側から待遇を改善するという話が出てくるかもしれません。改善されたら働けるというのであれば良いですが、本当は他の理由で辞退したいという場合にはこの断り方をしない方が良いでしょう。
面接後、合格したアルバイト先に断りを入れる場合は対面や電話で!
わざわざ面接をしてもらって雇ってくださいとお願いしたにも関わらず、採用を断るというのはなんだか申し訳ない気持ちになりますよね。断りの連絡も、メールで済ませたい・・・なんて思ってしまうことでしょう。
確かに、また顔を合わせたり電話をして話すというのは、気まずいし嫌だなぁと思う気持ちはわかります。
しかし社会人として、直接伝えることが最低限のマナーです。
これはアルバイトに限らず、会社に入社するようになってからもとても大切なことです。近年ではLINEなどの連絡ツールがあることから、休み連絡をLINEを使って上司に報告する人なんかもいます。
しかし、「大事なことは対面や電話で伝える」というのが、社会人としてのマナーなのです。
そのため、アルバイトの断りを入れる際も出来れば出向いて、直接伝えた方が良いでしょう。難しければ、電話で連絡をして伝えましょう。
電話でも、きちんと担当者に代わってもらってくださいね。「担当者の方に、採用を辞退させていただくとお伝えください」と担当者以外の人に伝えるのはマナー違反ですよ!
面接で合格したバイト先に断りを入れる際には、謝罪の気持ちを忘れずに
バイトをするにあたって、言葉遣いはとても重要になります。きちんとした敬語を使わなくてはいけません。
バイト先に採用を断る連絡を入れる時も同じです。「ここで働かないから」「担当者にもう会うこともないから」と言って、タメ口などを使うのはもちろんNGです。
自分がされたら嫌な態度や言葉遣いは、するべきではないのです。嫌な気持ちが残るよりも、きちんとマナーを守って辞退した方がお互いに気持ちが良いのは当然ですよね。
その為には、「申し訳ない」という気持ちを持って接することが大切になります。
採用担当の人というのは、あなたの為に都合を調整して面接をしてくれたのです。せっかく一緒に働けると思っていたのに断られてしまうと、また新たに募集をかけて、選考をして・・・とかなりの手間がかかってしまいます。
そのような相手の状況や気持ちを理解したうえで、採用してくれたことへの感謝と謝罪の気持ちをきちんと持ってください。
それが言葉遣いにも表れ、相手にも伝わる事でしょう。
面接に合格したけど断りたい・・・そんな時に使える辞退理由
そのまま「辞退したい」と伝える
アルバイトをしたい人というのは、一概に「お金を稼ぎたい」という理由だけとは限りません。「人生経験がしたい」「空いている時間を有効に使いたい」など、様々な理由でアルバイトを希望しています。
同じように、断るときにも様々な理由があるということを採用者はある程度わかっています。その為、辞退の理由を詳しく聞かない採用者も結構いるんですよ。
逆に、無理に理由を作ろうとしたり嘘の理由を言ってしまうと、印象を悪くしてしまう可能性があります。そのようなことを考えると、シンプルに「辞退したい」と伝える方が効果的でしょう。
しかし、採用者によっては理由を聞いてくる場合もあります。念のため、聞かれた時に備えて理由は考えておいた方が良いかもしれません。
「アルバイト先が他で決まった」と伝える
アルバイトを探している人が、複数のアルバイト先に応募しているというのはよくある話です。採用者も、そのようなことがあるということはわかっています。その為、アルバイト先が他で決まったことをそのまま伝えれば、きっと理解してくれると思います。
しかし、採用の連絡後何日も経っていたり、働く約束をしていたという場合はこの理由を使わない方が良いでしょう。相手にとても悪い印象を与えてしまうからです。
面接後、断りの連絡を入れる場合の会話の流れ
「お電話ありがとうございます。〇〇ストアでございます。」
「わたくし、先日アルバイトの面接を受けさせていただきました〇〇と申します。恐れ入りますが、担当の方(名前がわかれば名前)はいらっしゃいますでしょうか。」
「はい、少々お待ちくださいませ。」
「お電話変わりました、〇〇です」
「お忙しいところ申し訳ありません。わたくし、先日アルバイトの面接を受けさせていただいた〇〇と申します。先日はお忙しい中ありがとうございました。」
「いえいえ。」
「大変申し訳ないのですが、この度は〇〇という点を考えた末、応募を辞退させていただきたいと思いご連絡いたしました。お手数をおかけしたにも関わらず、本当に申し訳ありません。」
「そうですか・・・わかりました。ではまた何かありましたら、よろしくお願いします。」
「はい、こちらこそよろしくお願いします。ありがとうございました。」
「では、失礼いたします」
「お忙しいところ申し訳ありませんでした。失礼いたします。」
あくまでも一例ですが、このような会話の流れとなります。
辞退の連絡を入れる際には、わざわざ時間を割いて面接をしてくれたことへの感謝の気持ちを伝えましょう。
そして、何故辞退したいのかという理由を、出来ればきちんと伝えて下さい。
- 社会生活のコツ