小学生の算数で勉強する「時計」の単元って結構むずかしい!
2017.9.13

小学生の算数で勉強する「時計」の単元。
この「時計」の勉強って、子供にとっては、つまづきやすいんですよね。
1年生でさらっと触れますが、本格的に勉強として時計を始めるのは、2年生になってからです。
2年生で時間の仕組みを理解できないと、3年生で学習する午前と午後をまたいだ時間の計算で、つまづきが出るかもしれません。
時計は「生活習慣」で「時刻」を意識できるように声掛けしてあげてください。
スポンサーリンク
こんな記事もよく読まれています
-
-
三歳の誕生日のおすすめ夕飯レシピをご紹介!盛大にお祝いしよう
子供の成長は早いもの。三歳が近づいてくると、好きなもの嫌いなものもはっきりしてきますよね。 だ...
-
-
生後1ヶ月の赤ちゃんとの外出・抱っこ紐なしでの外出は危険かも
赤ちゃんが生後1ヶ月くらいになるとママと一緒に外出できるようになります。それまではずっとお家の中で過...
スポンサーリンク
この記事の目次
小学生の算数で勉強する「時計」子供にとっては難しいんです
小学校の2年生で、時計の勉強を詳しくしますよね。
「時計」と言っても、短針は「時」を表し、長針は「分」を表す「時刻」の勉強から、「9時20分から30分進むと何時何分になりますか?」の「時間」の計算まで色々あります。
また「1時間は60分」「1分は60秒」の解釈も子供にとっては難しいようです。
私も、子供と一緒に時計の勉強をしている時に「1なのに60ってどう言うこと?」と聞かれ答えられず、説明できなくて苦しい思いをしました。
まず始めは、生活の中で教えることが一番だと思います。
例えば朝起きるのは「6時」
長い針が「12」短い針が「6」をさしたら「6時」と言うところから始めましょう。
時計を読めるようになってから、理屈を教える方がすんなりと覚えられるでしょう。
時計の勉強は、生活の中で積み重ねることが、一番の勉強になると思います。
インテリアを気にせずに、リビングに大きめのアナログ時計を掛け「時間」を意識しながら生活するようにしましょう。
小学生の算数で勉強する「時計」は実際に時計を使って勉強しよう!
時計の教材もありますが、アナログ式の目覚まし時計を回しながら勉強すると、イメージしやすいと思います。
子供は時間を意識しながら生活したりしません。
ですから、「あと15分でお出掛けするから、準備してね」なんて声を掛けても無駄なんですよね。
そもそも、15分がどの位なのかをわかっていないのですから。
時間の感覚が目に見えて流れるようなものだといいのですが、そうではないので時計で計るんですよね。
その当りが意識できればまた、時間の勉強への取り組み方も変わってくるかもしれません。
まずは「時刻」がわからなければ「時間」を理解することは難しいでしょう。
2年生で「時間」について、完璧に理解していないと、3年生に進級した時に勉強する24時間単位での計算や、時間同士の足し算引き算の勉強で、引っ掛かることになってしまいます。
小学生の算数で行う時計の勉強は生活の中で意識するように声掛けをしてあげて
長針が「1」をさしているのに「1分」ではなく「5分」だということをまず理解させなければいけません。
「12」なのに「60」で「00」ですものね。
時刻においてこの解釈ができるようになると、時計の学習がスムーズに進むようになります。
また、長い針が一周すると、「1時間進む」ということを理解していますか?長い針が時計を一周すると、1時間進む。その時に短い針が少しづつ移動して次の時間へ到達しますよね。
私たち大人はそんなことを意識しませんが、子供にとっては不思議なことで理解するのに少し、時間がかかるようです。
長い針が1メモリ進むと、1分。その1メモリが60メモリ進むと、12の位置まで長い針が戻って1時間経過するということになります。
子供にとって「1時間たつのはわかるけど、どうして60なの?」という疑問がぬぐい切れないようです。
「ホントだね~。でも、みんなの決まり事だから「60分は1時間」って覚えてね」と言うしかありませんでした。
教科書と、時計の教材をくるくる回しながら勉強しつつ、生活の中で「時刻」と「時間」を意識できるように声掛けしてあげましょう。
また、「6時にご飯食べるけど、あと何分で6時になるか教えて!」と言ってみたりしましょう。
いつも、「早く!早く!時間ない!時間ない!」と言っているお母さんが僕に時間を教えてって言ってる!とうれしくなるかもしれませんよ。
子供の行動と、時間のかかわりを意識させよう
とにかく、時計の読み方を覚えてもらわなくては話になりません。
普段の生活に結び付けながら「時計」「時間」を意識できるように声掛けしましょう。
例えば朝、学校へ行く時間は決まっていますか?
用意ができたら登校するのではなく「7時30分に玄関を出て25分間歩いたら7時55分に学校に到着する」という感じで、自分の行動と時間を結びつけるように伝えてみましょう。
また、ゲームをする時間も「1時間」と決めているとします。
「ゲームは1時間だけだよ」ではなく「4時から5時までの1時間だよ」や「4時から4時30分の30分間と7時から7時30分までの30分間、合計で1時間だよ」などと伝えるようにするとよいでしょう。
時間の勉強にはアプリが役立ちます!
プリントや問題集をたくさん解くという「反復練習」は勉強の基本中の基本です。
時計の勉強に関しても同じです。
時計の勉強を子供に教えるのって、とっても難しいと感じませんか?
自分でも勉強してきたはずですが、大人になってしまったので「60分で1時間」であることに疑問を持ったりしません。
だって「60分は1時間」なのですから。
自分で、理屈ではなく「そうだから」と思っていることを人に教えるのって本当に難しいですよね?
時計の勉強に限らず子供に勉強を教える時に、教え方がわからずに「どうしても!」なんて言ってキレたこと何回もあります。そんなダメな母親ですから、どんな手でも借りて子供に勉強を教えます。
時計の勉強を教える時は、教科書やプリント、学校で実施したテストなどを用いて勉強をしましたが「アプリ」の力も借りました。
無料で時計の学習ができるアプリがたくさんあります。
家にタブレット端末がある方は是非利用してみてください!
- 育児・教育のコツ