専門学校に行きたいけど家計が苦しく、学費が払えない時の対処法
2017.9.12

子供が専門学校に行きたいみたいだけど、入学金や授業料が高額で親としては頭を悩ますところ。学費が払えないかもと不安に感じる親御さんも多いのではないでしょうか?
どんな方法を知っておけば、安心して子供を行かせることができる?
そんなお悩みのお母さんにお役立ち情報をご紹介します!
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この記事の目次
余裕がなく専門学校の学費が払えないからと考える前にできること
お子さんが高校を卒業後専門学校へ行きたいと言い出した時、どうしにかして行かせてあげたいと親ならば誰しも思うことですが金銭的に余裕がなく、無理・・・と思う親御さんもいることと思います。
でも家計の状況もきちんとせずに頭ごなしに「家にはそんなお金も余裕もない!」と頭ごなしに言っては、お子さんの将来やりたいものを潰してしまいます。日ごろから親子で将来についてよく話し合うことが大切です。
諦める前にできることがあるのを確認してからでも遅くはありません。お子さんに家計状況をしっかり伝え話あった上で、学校に相談してみましょう。
高校には進路指導部と言う進路を相談できる専門の先生がいるのをご存じでしょうか?
だいたいは高校3年生になると進路相談の三者面談があります。その時に奨学金制度にどんなものがあるのかをきちんときいておきましょう。
また母子家庭で我が家は絶対に無理だと諦める必要もありません。母子家庭を対象に子どもの進学や就職に伴う資金の貸し付けを行っている、母子寡婦福祉資金という制度もあります。相談や申請は各都市や市町村によって異なりますので役所の福祉課に問い合わせしてみてください。
専門学校の学費払えないので行くのは無理。諦めなくても大丈夫!
専門学校の学費を見て見ると、本当に高くてビックリ!国立の大学より高い!と感じている親御さんやお子さんもいるのではないでしょうか?
各学校によって異なりはありますが、私の息子が通っている専門学校には多くのいろいろな制度がありました。
- 各種特待生制度
- AO選抜生制度
- 英語資格取得奨学金制度
- CA就職強化プログラム奨学金
- 父子家庭母子家庭特待制度
行く専門学校によって制度は違うと思いますが、上記の制度の中には入学金免除や各種特待生制度(S・A・B・C)の成績のランクによって授業料免除になります。
またAO選抜生制度では、一年間授業料が免除されるシステムもあります。それと一般的に有名な日本学生支援機構などの奨学金や、返還しなくてもいい地方自治体の奨学金、民間団体の奨学金、各学校の奨学金の制度もありますので、まずは家計に余裕がないからと諦める前にいろいろな制度をお子さんと一緒に調べてみましょう。
専門学校の学費が高額で払えない時には、奨学金制度の利用を
専門学校の入学が決まった翌年3月までに、入学金や授業料に教科書代を納入しなければならないのですが、それがおおよそ100万円近い学校もあります。
その分は用意はあるけど月々の授業料代に余裕がない場合、奨学金の申し込みをしなかったけど不安だと感じる親御さんもいるのではないでしょうか?
奨学金は専門学校に入ってからでも手続きができ、日本学生支援機構などの奨学金は増額もすることができますし、また事前に申し込む時には入学準備金などの一部を借りることができます。
※詳しくは日本学生支援機構のホームページをご覧ください。
奨学金を検討する際に確認しておきましょう。または、民間教育ローンなども各種の銀行などでも借りることができますので窓口で相談してみるのも良いでしょう。
学校によっては授業料免除・分納・滞納の制度があるところも
専門学校の毎月の授業料を払うシステムも学校によってさまざまですが、私の息子が通っていた専門学校はとても良心的でした。
奨学金を借りて授業料を払っていたのですが、こんなふうに支払いをしていました。
奨学金が振り込みされる日に毎月の授業料が引き落とさせるシステムになっており、最初にかかる諸経費もろもろも奨学金から借りることになっていたので、その証明書のコピーをあらかじめ学校に渡しておき、振り込みがされる日まで待ってくれました。
なので他から借りなくても奨学金だけで支払うこができ、毎月授業料のことを気にせず支払いをすることができたのです。
もしお子さんが専門学校に行きたいと希望した時には、いろいろな学校のホームページを見ると保護者の方への授業料が細かく掲載されてるのでご覧になると良いでしょう。また学校によっては授業料免除・分納・滞納の制度があるところもありますので、入学前にきちんと調べておくとあとあと安心できますよ。
専門学校で学費を払わなければどうなるの?
専門学校で学費を払わなければ除籍や退学になります。
事前に学費の相談をすると、延滞制度の手続きをしてくれ○月○日まで授業料の支払いを延ばしてくれる学校もあります。なので放置せず専門学校先生に事情を話し、事務の方で手続きをしてもらいましょう。もし解決できない場合、放置すると除籍という処分になってしまいます。
退学の場合は取得した単位は残りますが除籍というのは大学の場合を例にすると、そもそも入学し在籍していたことも取り消しになってしまいます。
なので除籍をされてしまう前に自主退学をする方が良いのですが、退学する前に授業の工面ができないのかを再度考え見直しましょう。
自主退学と比べると除籍というのは相当に重い処分になってしまいますので、くれぐれも注意をしましょう。
- 社会生活のコツ