風邪をひいても病院に行かないで治す!自宅での安静が重要!
2017.9.12

大人になると風邪をひいても症状によって病院へは行かない、という人多いですよね。
早く風邪を治したいなら、やっぱり病院に行くべき?それとも自宅での安静?インフルエンザになったらさすがに病院に行かなきゃダメ?
風邪をひいたとき、病院に行くべきか行かざるべきか。悩むあなたに教えたい風邪の話題です。
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この記事の目次
風邪で病院に行かないのは治療できる薬がないから?
鼻水が出る、咳が出る、熱っぽい…そんな症状が現れたら、ほとんど人が「風邪だな」と思いますよね。学生のうちは休む理由の王道である風邪ですが、大人になるとよほど症状が重くない限りは仕事も休まないという人が多いものです。
さて、風邪をひいたら、やはり病院には行くべきなのでしょうか?それとも行かないでもいい?
風邪は、ほとんどの人が数日~1週間もあれば自然治癒すると思っているにも関わらず、病院に行く人はけっこういます。
ここで確認しておきたいのは、実は「そもそも風邪を治す薬は存在しない」ということ。
「風邪は引き始めが肝心」という売り文句もありますが、症状が出ていないのに薬を飲むのは副作用のことを考えても疑問です。
風邪で病院に行き抗生物質を投与されて症状が軽くなったという経験を語る人がいますが、風邪はウイルス感染によって発症するもので、抗生物質を使用しても意味がありません。
抗生物質が効果を発揮するのは細菌感染の場合です。それでも「風邪が良くなった」と感じるのは、思い込みの影響が大きいのでしょう。
風邪でも薬も必要ないし病院にも行かない!
- 喉の痛み
- くしゃみや鼻水
- 微熱
この程度の症状では、病院にも行かず会社も休まない人が多数派ですよね。さすがに38度以上の高熱が出た場合には、インフルエンザのおそれもあるので病院で検査を受けたり、欠勤したりもあるはず。
普通の風邪程度なら人間の体は自然治癒力で回復できるはず!
病院が嫌い・お金がかかる・薬は飲みたくない…などの理由で、風邪は自力で治すという人もいるんですよね。
- 市販の風邪薬は使わない
- 病院に行かない
- 普段通りに出勤する
- 食事では、いつもより栄養を摂ることを心がける
- 早めに温かくして休む
風邪にはこの対処で充分だというのです。ただし、体力や免疫力が下がっている人や、慢性の疾患がある場合は掛かりつけの病院で診察を受けた方が安心できますね。
風邪と同じ?インフルエンザでも病院に行かないってアリ?
風邪は自力で治せるけど、インフルエンザはやっぱり病院に行かなければいけない気がしますよね。でもインフルエンザにかかっても、絶対病院に行かなければならないというわけではありません。
感染症の一つであるインフルエンザは、通常であれば5~7日間程度で自然治癒するもの。症状が軽ければ自宅での安静・療養で充分です。ただ、病院での診察・検査を受けることで体質や持病を考慮して、症状に合わせた治療をしてもらえる可能性もあります。
また、学校や職場などへ不用意にウィルスを持ち込まないために、感染しているかどうかは調べた方がいいかもしれませんね。
持病や慢性疾患をお持ちの方は、インフルエンザに感染して発症することで、普段の症状が悪化することがあるので早めに受診した方がいいでしょう。また、特に持病がなくても高熱が続く、嘔吐や下痢の状態が続く場合などは病院で適切な処置が必要になります。
風邪は病院や薬に頼らない?安静が一番の薬らしい
風邪をひいてしまったと感じたら、まず最初にどうしようと考えますか?薬を飲む。病院で注射・点滴を打ってもらう。これが風邪を治す一番の近道!……だと思っていませんか?
でも、ときにそれは逆効果になってしまうってご存知ですか?
◆解熱剤
高熱を出すと体のふしぶしが痛んだり、頭がボーっとしたりと辛い症状があります。では、なぜ熱が上がってしまうのでしょう?
それは体内に入ったウィルスや病原体とあなたの体が戦っている証拠。免疫が効果的に病気を退治できる体温があるため、解熱剤で熱だけ下げようとするのは風邪を治すためには逆効果。高熱が続いて体力が奪われる場合や、高すぎる高熱使用するなど適切な使用が大切です。
◆総合感冒薬などの「風邪薬」
多くの人が誤解していますが「風邪を治す薬」はありません。あくまでも、風邪の症状のうち「咳をおさえる」「のどの痛みを軽減する」「鼻水などを緩和する」という、個々への対処療法です。
また、人は「よく効く薬だ」と思い込んで服用すると、全く薬効成分がない錠剤でもある程度の効果を発揮することがあります。この思い込みを「プラセボ効果」と読んだりします。「病は気から」と昔から言われているのも頷けますね。
結果的に、自宅で安静に過ごし、体調に合わせて滋養のある物を食べるなどして過ごす方が、一番直りが早い!……という経験談を語る人も多いのが事実です。
病院へ行かないで風邪を治すには、とにかく体を温める!
風邪がウイルスによって引き起こされることは、よく知られています。ただ「風邪ウイルス」があるわけではなく体に不調を起こさせる、いくつものウイルスに症状が現れた状態を「風邪」と呼ぶのです。
基本的には体が健康で、通常の免疫機能を持っていれば負けるはずのないウイルス。たまたま、疲労が蓄積したり体を冷やしてしまったことがきっかけで感染してしまうのです。ウイルスの多くは体温の上昇には弱いため、体温を上げてウイルスを排除しようとします。これが体温の上昇です。
つまり、ウイルスを退治するには温かくすることが基本になるわけですね。いつもよりタオルケットや毛布を一枚増やすなど、温かくして休みましょう。漢方薬の「葛根湯」は体温を上げる効果があるので、就寝前などに飲んでおくのも効果的です。
熱が上がったり、体を温めて汗をかいた肌着はマメに着替えるようにしてください。汗で湿ったままの肌着は、体温を奪って体を冷やしてしまいます。
- 健康・美容のコツ