貧乏だから節約するって変!家計簿はつけただけでは意味がない
2017.9.3

貧乏って何ですか?貧乏だから節約するの?それとも貧乏にならないために節約するの?
貧乏と節約を一緒に考えてはいけません。それに貧乏ってなんでしょう?
家計簿は付けていますか?科目ごとにきっちりと付けたところでお金は貯まりませんよ。
収入と支出のバランスが大切なのです。お金の流れを読むために家計簿をつけるのです。
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この記事の目次
貧乏だから節約生活?家計簿をつけるだけじゃ節約になりません
例えば一ヶ月の手取り10万円なのに15万円の家賃のする部屋を借りたりはしませんよね?入っていくお金より出ていくお金の方が多いと生活は破たんします。
このことを感じない人って結構多いんですよね。わかりやすく大きな数字でいましたが、収入よりも1円の支出でも上回ってはいけないということです。
皆さん1ヵ月の収入であれこれ計算していませんか?一年間の収入と一年間の支出を考えていますか?家庭でも企業のように一年の予算をしっかり考え把握しながら生活しないとやり繰りが付けられませんよね?
そのために「家計簿」が必要になります。家計簿による項目別支出のデータがなければ次年度の予算を組む時に参考にする資料がなく、予算を立てることができません。
家計簿は「いくら使ったのか」を把握するために必要ですがその「いくら使ったのか」を精査し、「どの位使うべきなのか」を分析できなければ家計簿をつける意味はありません。時間の無駄ですのでやめてしまいましょう。
貧乏だから節約するの?家計簿をつければ使えるお金が見えてくる
貧乏だから節約するために、家計簿をつけるという話をよく聞きますが、家計簿をつけるだけでは意味がありません。
私はまず、家計簿を参考に予算を立てます。
- 居住費
- 食費
- 日用品
- 雑費
- 車両費
- 教育費
- 医療保険
- 学資保険
- 夫への報酬
- 妻への報酬
- 車両引当金
- 貯金
科目別に前年度の費用を分析して年間の予算を決め、月別で考えます。
例えば学資保険や貯金は支出ではありませんが、今すぐに使えるお金ではありません。ですから、この科目も支出として考えます。
車両引当金は税金、車検や車両保険、修理費、タイヤ購入費などを毎月積み立てておきます。車を持っていると維持費がかかります。実際に毎月出て行かなくても一年に一度、二年に一度必ず支払いが来ます。毎月使ったものとして積み立てておきます。
出ていくお金は貯金であっても「支出」として考えます。
貧乏だから節約するという発想を捨てよう!家計簿は使う割合を決めるデータにすぎない
収入と所得を把握しましょう。収入と所得の違いを知っていますか?
「収入」とは入ってくるお金です。
「所得」とは必要経費を差し引きして支給されるお金です。
例えばサラリーマンでしたら、収入は給与明細の「支払金額」ですね。所得は「総支給額」です。厳密に言うとちがいますが、いわゆる「手取り」ですね。
我が家は
- 夫 給料
- 妻 給料
- 児童手当
- 不労所得
となります。
収入に関しても科目別に一年間のデータを作ります。給料の支給額と厚生年金や社会保険料、雇用保険に所得税。月ごとにしっかりと計算します。なんとなく年収で計算しがちですが、年収を頭に置いておいても実際に使えるお金ではありませんのでなんの役にも立ちません。
この給料から引かれている保険料や年金の金額も把握しておくべきです。実際に手元に残るお金から予算を考えるわけです。
ちなみに手取りの2割をお互いの報酬として所持しています。これは毎月ではなく、源泉徴収票を見て手取り額の2割を一括で自分名義に入れておきます。ですから、毎月のお小遣いはありません。
この中から、自分にかかる費用を捻出します。家計からは持ち出さないようにしています。お金って一カ月単位ではどうしてもやり繰りできませんよね?
ですから、私たちは一年に一回の支給で各自、自己管理をしています。自分で働いたお金ですから、どちらにも管理されない使い方をしないと働くモチベーションが下がりますよね?
支出をコントロールする
収入はコントロールできないけれど支出はコントロールできます。でもサラリーマンは簡単に収入を増やすなんてことできませんよね?ですから、支出でコントロールするしかありません。
収入に見合った生活をするためには収入と支出を把握するのです。収入は支給額ではなく手取りで、支出は手元からなくなるお金を考えましょう。支出割合も大切です。
支出には「消費・投資・浪費」の三種類あります。
単純に使ったらなくなるわけではないのです。家計簿をつけるということはこの「消費・投資・浪費」の割合とバランスをしっかりと把握できるということです。
「ウチ貧乏だから」と言う人に限って浪費割合が多いです。使うべきところに使わずに、抑えるべき浪費にたくさんお金を掛けたりしています。
支出の中でもこの「消費・投資・浪費」「7:3:1」の割合をしっかりと決めるとバランスの整った生活をすることができるでしょう。この感覚を身に着けるとお金を使う時に「これは消費か、投資か、浪費か」と考えることができます。浪費だと思えば使わずに済むことができるかもしれませんよね?
高収入の人でもその収入を上回る生活をすれば意味がありません
お金を使うことって一瞬でできますよね?ただ、使うのではなく使い方を考えられるようになりましょう。
お金って感覚に頼ってるとあとで痛い目を見ることになります。ものすごく使っていそうでも実際にはそうではなかったり、使ってないと思っても使っていたりするんですよ。
使ったものを記録して反省するだけでは家計簿をつけたからと言って貧乏を脱出することはできません。使った記録をもとに支出割合や予算を考える材料としてしっかりと活用しましょう。
- 生活のコツ