葬式のマナー講座!嫁として気を付けたいポイントとは
2017.9.2

葬式に参列する時のマナーは、どのようにすればいいのか、とても気になるものです。
結婚をすると、嫁としての立ち振る舞いも重要になってくる!?
嫁としてのマナーや注意したいこと、服装などの心構えしておきたい事についてまとめてみました。
スポンサーリンク
こんな記事もよく読まれています
-
-
教習所の期間に間に合わない!教習の期限は最大でも○ヶ月です!
自動車の教習所に仕事や勉強の合間を見ながら通っているという人もいますよね。忙しい時間の合間を縫って通...
-
-
estaの有効期限がギリギリでも入国できる?esta豆知識!
ビザなしでアメリカに入国する人の情報を入国前にチェックする、電子渡航証人システム「esta 」。 ...
スポンサーリンク
この記事の目次
葬式のマナーで嫁として注意したいこと
親族に不幸があると、とても悲しい気持ちでいっぱいになります。嫁以上に、夫の親族は胸を痛めているはずです。そのため、親族の心のケアをすることが第一優先になります。
葬儀に向けての準備や当日の進行は、斎場にいるスタッフや葬儀会社の方がほとんど行ってくれます。ですが、夫や義父・義母の手伝いは率先してするように心がけましょう。訃報を届ける必要がある場合や、それらの管理は意外と大変なものです。こういったサポートをすることができると、“デキる嫁”といった印象を与えることができるでしょう。
また、葬儀の席では失礼のない立ち振る舞いが必要とされます。義父や義母などの近い親族は泣き崩れていることも多いため、参列者への挨拶などのフォローアップが必要です。
食事の席でのお茶出しや、ハンカチやティッシュの準備といったようなサポートにまわることもあります。しかし、親族より前に出すぎると嫌煙される場合がありますので、ほどほどに注意しましょう。
葬式でのマナーって?嫁の立場で気を付ける点とは
嫁という立場で親族に不幸があった場合は、悲しい気持ちに浸るばかりでいてはいけません。血縁関係にある夫や夫の親族の方がずっと辛い気持ちを抱えているため、その気持ちに寄り添い気配りをすることが大切になります。
しかし、終始テキパキと行動して、その場を仕切るのが嫁の務めではありません。「嫁が前に出すぎることを快く思わない親族がいるかもしれない」ということに、気を付けるようにしましょう。
風習や信仰によっては、自分の親族の葬儀とは異なることが多々あるはずです。そういった違いに気付くためにも、わからないことなどを含めて、まずは義母や夫などに伺ってから行動するように心がけましょう。
弔問客への挨拶ができないほど、精神的に弱ってしまうこともあります。義父母や夫などが挨拶していて、自分にとっては面識がなく名前などが分からないような相手は大勢います。そのような場合でも、親族の一人として挨拶や会釈を欠かさないようにするのが、葬式のマナーです。
葬式の服装のマナーは?長男の嫁として注意したいこと
葬式での服装は、近年は略礼服での参列が主流となってきていますが、夫が喪主や施主であった場合は正式礼装するのが一般的です。
正式礼装は、通夜には色無地の黒羽織に黒い帯を身に着けます。五つの紋が付いている喪服は、葬儀の時のみ着用していいものです。絶対に和装でなければならないという決まりはありませんので、きちんとした洋装の礼服を着ることも可能です。
髪が長い方は、きちんとまとめ髪にし、化粧は薄目にしましょう。
華美にみられるようなマニキュアや飾り物は避けましょう。
通夜の席では「通夜振る舞い」として、参列していただいた方々に食事やお酒などを出します。その時は、通夜の服装のままでエプロンを付ける必要はありません。故人に近いわけですので、身なりをしっかりして応対にあたるのが、長男の嫁のお役目だと心がけておくといいでしょう。
夫の親戚との付き合いが苦手…克服する方法とは
不幸なことが起こると、必ず親戚が一同に集まります。あまり話したことがなかったり、一度も会ったことがない人など、さまざまな人がいるでしょう。そのため、親戚付き合いに苦手意識が高まってしまいます。その苦手意識や恐怖感を克服するには、早いうちに慣れてしまうことが一番です。
例えば、義父母の兄弟(夫のおじやおば)なども集まる時に義父母から誘われた時は、でけいるだけ参加するように心がけましょう。緊張感などから多少抵抗があるかもしれませんが、顔と名前だけでも親族に覚えてもらうことが大切です。
初めのうちは、義母のそばにいて参加すると、親戚の続柄を聞くことができ、相手も義母の嫁だと認識してくれるので、困ることはありません。親族が多くて、顔と名前が覚えきれない場合は、集合写真を撮るといいでしょう。記憶が新しいうちに、名前や続柄を写真の裏にメモしておくと、次の集まる時にも安心です。
夫の代理人として葬儀に参列する際のマナーとは
夫が不在の間に、葬儀の連絡を受けた場合は「妻の○○です。」と告げたうえで、お悔やみの言葉を述べましょう。相手が夫の兄弟などにも連絡を入れるようならば、こちらから知らせる旨を伝えて、相手の負担を減らしてあげるのも良いでしょう。
もし、夫が葬儀に参列できない場合は、妻であるあなたが会場に足を運びます。
香典袋の表書きにはうす墨を使って、夫のフルネームを書きます。
会場で用意されている芳名帳には夫の名前を書き、左脇に少し小さな字で
「代理 ○○○○(自分の名前)」と記載します。
葬儀の連絡を受けても都合により参列できない場合は、香典や弔電、供花、お線香などを夫の名前でお送りしましょう。どのような形であれ、弔意を表すことが大切です。
葬儀の連絡がなく、先方から喪中はがきや寒中見舞いなどで訃報を知ることもあります。その場合は、知った段階で弔意を伝えましょう。多少時間が空いてしまっても、この時は失礼ではありません。
- 社会生活のコツ