犬を仕事に行ってる間にお留守番させるときのポイント
2017.9.1

どうしても、犬をお留守番させなくてはいけないときってありますよね。
こんなときはいったいどうしたらいいのでしょうか?お留守番が苦手な犬でも大丈夫?
仕事やお出かけ、犬をお留守番させるときのポイントを紹介します。
スポンサーリンク
こんな記事もよく読まれています
-
-
カブトムシのメスが産卵しないのはナゼ?考えられる原因について
カブトムシのメスがなかなか産卵しない…。 そんな時は、飼育ケースの大きさや腐葉土が適しているかどう...
-
-
猫が飼い主を見分けるポイントはどんなことから?その謎を検証!
猫が飼い主を見分けるのには、どんな方法なのでしょうか? 毎日一緒に生活しているから、なんとなく...
-
-
危険!金魚の水槽に泡が発生したら、そのままにしておかないで!
金魚の水槽の水質管理は意外と難しいですよね。 白く濁ったり、泡が消えないような状態になると金魚...
スポンサーリンク
この記事の目次
仕事で犬をお留守番させたらどうなる?
お仕事やお出かけで家にお留守番させなくてはいけないときに、犬はどのように感じるのでしょうか?犬はもともと群れて生きる動物なので、孤独が苦手です。孤独の不安と恐れからこんな行動をとってしまいます。
まずは、飼い主の後追い。甘えなきや遠吠え、自分の尻尾を噛んだり落ち着きがなくなります。また、イタズラをしたりストレスから下痢や吐いてしまうこともあります。いつでも、どこでも犬を連れていくのは難しいこともあるでしょう。
犬を飼い始めたときに、お留守番させることもある、お留守番に慣れさせておく準備が大切です。まずは、短い時間でお留守番させることから練習しましょう。同じ部屋にいないこともお留守番の練習となります。5分、10分と徐々に長くしていってください。
このお留守番の練習のときには、決めた時間は犬の要求に答えてはいけません。泣いたり、おしっこをしても時間内は放っておきましょう。日頃から、同じ部屋にいても犬とべったりいるのではなく離れている時間も必要です。
仕事でお留守番させることが多いなら犬選びが重要!
種類によってはお留守番が得意ではない犬もいます。ある程度は、しつけ次第で留守番ができるようになりますが小型犬は留守番が苦手な種類もいるので飼い始めるときにどんな性格なのかを知っておくといいかもしれません。
小型犬は長期間留守番をさせていると、物を噛んだり無駄吠えをするようになることもあります。このストレスから体調不良を起こしてしまうこともあるので気をつけましょう。
留守番が得意な犬の種類は、聞き分けがよく、人懐っこい性格のシーズー。
飼い主に忠実で、頭が良いと言われている柴犬。
依存しすぎる性格ではないチワワ。
人間の3歳児並みの頭脳を持っているミニチュアシュナウザー。
飼い主のいうことをよく聞き初心者でもしつけがしやすいトイプードル。
ストレスに強く自立心の強い犬種を選ぶことで、お留守番の不安も軽くすることができるでしょう。しかし、最初からお留守番が得意な犬は、ごくわずかだそうです。逆に言えば、どんな犬でもトレーニングすればお留守番ができるようになるので飼い主さんと一緒にがんばりましょう。
仕事で犬を留守番させるときはケージに入れる?入れない?
ケージ内でお留守番できるのであれば、何かを誤飲したりイタズラをされないというメリットがあります。
ケージやサークルの中でトイレができるのであれば、適した環境と言えるでしょう。犬がケージ内でも苦痛でなければ問題はありません。好きなおもちゃやおやつなどを置いてあげるといいでしょう。留守番に慣れるまでケージを使うのも暴れたりケガ防止に繋がります。
ケージに入れない場合、夏や冬などは涼しい場所に移動できますし自由に動けることはメリットですが自分のテリトリーに異常がないか気を張ってしまう可能性があります。自由に動ける範囲を少なくしてあげることも大切です。
お留守番をさせるときには、テレビやラジオ、音楽をかけてあげると効果的と言われています。外の音にも敏感に反応しないですむので、よく物音に反応してしまう子にはおすすめです。
夜の場合、電気は少し暗めか離れた場所を点けておいてあげるといいかもしれません。
犬をお留守番させるときは部屋の環境を整えよう!
犬をお留守番させるときは、室内環境をきちんとしてあげることが大切です。とくに小型犬の場合は、室内温度によって体調が変わりやすいので昼間にはどのくらい暑くなるかやどのくらいから気温が下がり始めるかなどを知っておく必要があります。水がなくならないようにしておくことも大切です。
犬がいたずらしそうなものを部屋に置かない、どこでも行き来できるようにしておかないなどの対処をしておきましょう。お留守番が得意ではない犬の場合、飼い主が外出してから約15分で体調を崩すことが多いそうです。
ここから、ストレスを感じて休む犬もいれば飼い主の気を引くために枕や毛布を噛んだり、ビリビリにしてしまう行動を起こしてしまう犬もいます。
さらに、ストレスを感じると毛が抜けてしまう場合があるので部屋を散らかしてしまうときは注意が必要と言えます。お留守番をさせる前には、たっぷりと散歩に行き犬を疲れさせておくこともいいでしょう。
犬はどのくらい留守番することができる?
犬がお留守番できる時間は、何時間といったものはありません。留守番が得意な犬もいれば、不得意な犬もいるからです。長くても4時間が限界という意見や食事やトイレのことを考えると12時間程という意見もあります。
お留守番の間は寝て待つという犬もいるそうです。長い時間、お留守番をさせるのであればペットシッターやペットホテルを利用するのもいいでしょう。犬をお留守番させるときは、ペットカメラをつけておくと犬の行動を知ることができます。
普段から1人で遊ばせることも、お留守番が苦手じゃなくなるコツと言えます。一人遊びできるボールやトレーニンググッズを用意してあげましょう。このときに、飲み込んでしまわないよう大きさや強度のあるものを選ぶようにしてください。
長くお留守番をさせる犬は短命というデータもあるので、できるだけ寂しい思いをさせないように、お留守番をさせた後にはいつも以上にスキンシップをとってあげてくださいね。