赤ちゃんの写真をsnsへ投稿!?その行為ちょっと待って!
2017.8.29

赤ちゃんが誕生すると、「snsに写真を投稿して、私の可愛い赤ちゃんを皆さんにご報告♪」なんてしている方が最近多いです。
しかし、そこには危険が伴っていることをご存じだったでしょうか?
公開制限していても油断はできない!赤ちゃんの人生を守るためも、一度一読していただきたいです。
スポンサーリンク
こんな記事もよく読まれています
-
-
教習所の期間に間に合わない!教習の期限は最大でも○ヶ月です!
自動車の教習所に仕事や勉強の合間を見ながら通っているという人もいますよね。忙しい時間の合間を縫って通...
-
-
社保・国保・生保ってどう違う?必要最低限の”知識”をご紹介!
社保・国保・生保ってどう違うのか皆さん知っていますか? あんまりよく知らないで加入している人も...
-
-
免停後に点数が回復するのは?大切なのは過去3年の前歴と点数!
交通違反をしてしまって違反点数がアウトになってしまうと免停処分を受けることになります。 免停後...
スポンサーリンク
この記事の目次
赤ちゃんの写真をsnsに投稿した後の危険を知ろう
1. 「非公開アカウント」や「友達のみ公開」にしてても安心しない!
「投稿の範囲を制限したり、非公開アカウントとして利用しているから大丈夫でしょう。」そう思っていて油断してはいませんか?一度インターネットにアップロードされたデータは、いくらでも複製することができます。SNSの『シェア』機能を使われると、あっという間に名前まで拡散されてしまうケースもあります。アカウントののっとりをされると、いくらでも拡散や悪用ができるようになるのです。
2. 撮影場所や居住している地域、個人情報まで特定される場合も
スマホで撮影すると、写真のデータにGPS情報を組み込まれているため、撮影日時や場所を簡単に特定するこが可能です。また、写真の背景などから推測することもやぶさかではありません。そこに赤ちゃんの名前を公開していた場合、海外では誘拐事件になるケースもあるようです。
3. その可愛さを悪用しようと考える人も
SNSに子供の写真をアップロードすると、世界中に広まってしまう危険性があります。自分が予期しないところで、悪用しようと考える人は世界中に大勢いるのです。その人達の目に留まってしまったら…恐ろしいですね。
赤ちゃんの写真をsnsやブログに掲載したい心理と防犯対策とは
赤ちゃんの写真をSNSに掲載する人は、やはり周りの人に見てもらいたいと思って公開します。可愛さをアピールして、「いいね」などをもらえると嬉しくなります。SNSに掲載する人は、不安は無いのでしょうか。
やはり、インターネットに公開するだけはあって、不安に感じることはあるようです。しかし、悪用されないように考えて行動する方も多くいらっしゃいます。
「生まれたばかりの姿だけ掲載したけど、トラブルがあると怖いためその後は一切掲載していない。」「後姿を撮影したり、スタンプなどを活用して顔が見えないように工夫してアップします。」
子育てブログを開設している人は、子どもが成長していく様子を写真に収めてブログを更新する人が多いです。更新を楽しみながらも、顔など個人を特定できないように配慮しているそうです。
赤ちゃんや子どもの写真をsnsから拾って悪用する人も
赤ちゃんや子どもは愛くるしくて可愛いですが、見る人全員が同じ感情で見るとは限りません。中には悪意のある人がその画像を利用して、コラージュなどの加工をして悪意のある配布の仕方をする危険性あります。
その写真がいつの間にかフリー画像素材にされてしまったら、知らないところで子どもの顔を不特定多数の人にさらしてしまうことも無いとは言い切れません。
特に危険なのが、写真から場所を特定されることです。写真データにGPS情報を組み込んで保存する方法を設定している方もいらっしゃいます。それを知らないで、そのままのデータをアップしてしまうと、その写真から位置情報を抜き取られてしまい場所を特定されるのです。
また、SNSの投稿の際も位置情報を付ける機能があります。よく行く場所の位置情報を載せてしまうと、その場所が瞬時にわかるため、狙われれやすくなってしまいます。
写真にあるGPS情報をsnsで拡散させないために
デジタル写真には、『Exif(イグジフ)情報』というものが含まれています。
これは、デジカメやスマホで撮影した画像すべてに、「いつ、どんなカメラで、どのような設定で撮影した」という記録が残ります。このExif情報にはGPS情報も含まれているため、さらに撮影場所の緯度・経度・標高などが分かるのです。
これらの情報は、データを保存して管理する時には大変便利な機能です。旅行先で撮った写真が、どのお店や建物だったのか、後から見直すことができて思い出を楽しむこともできます。
しかし、これらの写真をそのままインターネットに公開するのは大変危険なのです。「顔にモザイクかけたし、背景も建物名が分からなくしたからOK!」と、加工したからといって安心してはいけません。その写真のExif情報が残ったままのケースもあるのです。
SNSに投稿したいと思う写真を撮影する時は、必ず位置情報の設定をOFFにするなどの対策を取って、子どもを危険から守ってあげましょう。
大量に赤ちゃんの写真を投稿!周りの反応は?
SNSに投稿する子どもの写真が多い人は、周りからどのようにみられているのでしょうか。あるリサーチ会社の調査結果によると、「無自覚すぎると感じるか」という質問に対して約64%の人が『感じる』と答えてている結果が分かりました。
実に半数以上の方が、SNSに大量に投稿されている子どもの写真に疑問視しているようです。その中にはとても厳しい反応がありましたので、一部ご紹介いたします。
- その写真を見た人からどう思われているのか、考えていない
- 犬や猫などのペットを投稿する感覚で、子どもの写真をあげているように感じる。
- 普通に、可愛いとは思えない。
- 子どもが大きくなった時に見たら、どう思うか考えているのだろうか。プライバシー権んがないように感じる。
確かに今はいいかもしれませんが、将来子どもが見る可能性は捨てきれません。その時に子どもに見られても良いと思える、投稿の仕方を考える必要があるのかもしれません。
- 社会生活のコツ