トラックの運転手はどんな生活を送っているのか聞いてみました
2017.9.23

トラックの運転手というと、長距離を運転しなければならないので大変!というイメージがありますよね?
長距離だと深夜にトラックを走らせることも多いのだとか。トラックドライバーの方はどんな生活を送っているのでしょう。
トラック運転手の方の体験談も紹介します。
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この記事の目次
長距離トラック の運転手にどんな生活だったか聞いてみました
以前長距離運転手をしていたという人の体験談を紹介します。。
荷物を積んでいる場合は、朝順番を待って荷物を降ろします。荷物を降ろし終わると、次にまっている荷主さんのところへ向かいます。
荷物を積み、運び先まで移動し、途中の夕方の混雑時に休憩をかねて仮眠します。混雑が少なくなると、再び走り出します。目的地によっては途中でまた仮眠したり、到着してから現地で寝ることもあります。
移動や休憩など、ほとんどの時間をトラックの中で過ごします。荷物の積み込みや降ろす作業は1時間程度で終わり、大型なら2時間もあれば終わります。
その会社によっても違いますが、一週間に一回は基本休みです。土曜日に荷物を積んだら、月曜日の到着する時間を考えて日曜日の昼か夕方には出ると言った感じです。土曜日の積み込みが出先だった場合はゆっくり帰ってくるか、早く帰って日曜日を楽しむかが出来ます。
トラックの運転手の生活は不規則になりがち
トラック運転手は、目的地へ荷物を届けなくてはならない時間を計算して出発します。なので、走行距離が短い場合はそんなに不規則になることはないです。ですが長距離の移動となるとそうはいきません。
長距離の移動だと、走っている車の少ない深夜の時間帯を選んで走行したりします。また仮眠の時間は、荷物に積み降ろしの時間にとったりするので不規則な生活になってしまいます。
東京から九州へ移動する例を挙げてみます。お客様のところの納品と、現地での荷物の積み込みの作業を繰り返しながら5日間ほどかかって帰ってくるパターンが多いです。
担当する仕事によっては、自分の家に帰られる日は10日に一回という時もあります。やはりほとんどの時間はトラックの中で過ごし、高速道路にあるシャワー設備のあるパーキングエリアで体をキレイにしたり、きがえをしたりしています。
トラックなどの運転手の生活は病気になりやすい?
主に運転をすることが多い職業の人は、心臓病を患うリスクが高いということを知っていますか?生活習慣病の、狭心症や心筋梗塞などの病気です。
1960年代にイギリスではこんな研究結果がでたといいます。ロンドン市内を走行するバスの運転手約7百人に5年間の月日を費やし、心臓病にかかる頻度を調べたそうです。
同じ年代のバスの運転手と車掌を比較したところ、心臓病にかかりやすいのはバスの運転手のほうが2倍も多かったそうです。
日本ではまだそのような研究はされてはいませんが、各国では似たような研究が行われ、車の運転をする職業の人が心臓病にかかりやすいということがわかっています。
それぞれの研究の数字は多少異なりますが、高いものでは3倍も多いという結果もあるそうです。それ以外にもコレステロール値が高い、血圧が高いという人の割合も多いとのこと。
トラックの運転手の気になる年収は?
あなたの年収はいくらですか?またどのくらいほしいですか?年収1000万円は憧れですね。昔は、年収1000万円稼いでいるというトラック運転手もいたそうです。
ですが今の時代それは難しいようで、平均年収は410万円~420万円だそうです。しかしそれは、会社や企業に雇用されている人の場合で、自営でやっている人は年収1000万円を超える人もいるとか。
自営業の場合は、仕事は自分でとってきたうえで運送業もしなくてはならないので大変ですが、年収をあげる可能性は高くなります。逆にいうと、仕事がなければ収入も入って来ませんので稼げそうだからと軽い気持ちで始めるのはやめておきましょう。
近年オリンピックが開催されることもあり、最近ではトラック運転手の需要も増えてきているそうです。今よりも多い収入が見込まれるかもしれませんね。
トラック運転手の仕事の内容とは?
トラックだけでも小型、中型、大型とありますが重さによって分類されています。
- 2t・3tの小型トラック
- 5tから11t未満の中型トラック
- 11t以上の大型トラック
なかでも大型トラックの運転手は収入が高いそうです。さらに色んなパターンがあります。
- ルートが決まっているもの
- 荷主さんが決まっているもの
- フリー
などがあるそうで多くは完全出来高制で、売り上げの約3割が収入の相場だといいます。
扱うトラックの大きさや資格や経験の有無によって収入は違ってきますし、走行距離によっても違いがあります。他には、牽引用貨物自動車のポールトレーラ、宅配のドライバー、コンビニの配達の軽運送などがあります。
トラックの運転手といってもみなさんさまざまな状態・状況で働いているようです。トラックドライバーになりたいという人は、自分には何があっているのかを見極めて検討するしましょう。。
また企業や会社によって待遇はかなり違ってきます。収入もそうですが、教育制度や福利厚生などの面もきちんとチェックしたほうがいいでしょう。
- 仕事のコツ