日本の危険な山とは?こんな山が危ない?山の危険について
2017.11.17

日本は活火山も多い国ですよね。私もたまに登山でもしてみたいな(もちろん軽い登山から)という気持ちにはなりますがあまり知識がないので、噴火したら怖いなと思ってみたり行動に移せないままでいます。
日本には危険な山というのあるのでしょうか?そもそも、危険ではない山などないのかもしれません。山に登る前に心がけておきたい事とは?
気になる日本の山についてご紹介いたします!
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この記事の目次
日本で登山するには危険な山といえばどこ?
日本で登山するなら初心者は避けるべき山がある。それは「冬の槍ヶ岳の北鎌尾根など」です。
そこは正式な登山ルートが整備されていないので、安全な岩場を自分で確保しながら登っていくかなりワイルドで上級者向きの危険な山です。
そんなところでも、あえて好んで挑戦する人はいるものです。
特に危険だと言われているルートは奥穂高岳→西穂高岳へ向かう縦のルートです。
穂高岳とは「北アルプス穂高連峰」の名の通り、奥穂高岳(3190m)を筆頭に連なる飛騨山脈で日本の百名山にも選ばれているところです。
夏は標高の高い地域が避暑地としても人気で観光客も増える登山の人気地でもあります。
人が多く訪れますが初心者が気軽なハイキング気分で登れるような山ではないことを覚悟しておくべきです。
長野県が発表した2011年の統計では遭難者が231人でそのうち55人が「槍穂高」で遭難していると示しているため、危険な山であることは間違いないと言えるでしょう。
日本の危険な山と言われているのが・・・摺鉢山?
東京都に所属する硫黄島(いおうとう)は小笠原諸島の南端に位置し海底火山の活動がきっかけでできた島です。
その硫黄島には摺鉢山(すりばちやま)があるのですがこの山は2012年以降ずっと”火口周辺警報”が出ているのです。
元々硫黄島はマグマが隆起してできた島ですが、今も隆起がおさまらず4年に1メートルも隆の速いペースで起こっています。
ですから第二次世界大戦中にアメリカ軍が上陸した時よりも17メートルも隆起しているそう。
いつこの硫黄島が大噴火を起こすか予測できない状態になっているのです。
もし大噴火した場合には、大津波が日本列島や香港の方まで伝わる恐れもありとても他人ごとではありません。
それを予想されることがきっかけになったのは1458年にバヌアツのクワエ火山が噴火したことが理由で、この時はニュージーランドを30メートルもの大津波が襲った歴史があるからなのです。
硫黄島では明治時代から記録が続けられていますが、今現在まで小さな規模の噴火が頻繁に起こっています。
日本だって危険!山に登るときの注意事項
山に登る時は、Tシャツと短パン、サンダルなどの服装で軽い気持ちで登るようなことは絶対にしないでください。山では何が起こるか予測不可能です。
必要な装備はしっかり整えていきましょう。
登山ルートでも路面をよく見て!
たとえ多くの登山者があるくよく使われるルートであっても落石の危険はありますし、滑り安い部分もあるので慎重に進まなければいけません。登山はのぼりがきついですがケガや滑落が起こりやすいのは下りの時です。
地図とコンパスは必須!スマホだけに頼るのは危険
気軽なハイキングコースでも迷子になる人はいます。スマホがあれば大丈夫と思っていませんか?電波が届かなかったり万が一充電が切れたりなくしてしまった場合は絶望的ですよ。
自分の命をつなぐために、地図とコンパスはそこまで荷物になるものでもないので、必ず持ち歩きましょう。また、単独行動は絶対にしないでください。
山に登るときは服装に注意!
山の天気はガラリと変わることはよくあります。
快晴で天気が良かったのに、突然大雨になったり強風が吹き荒れることもあります。そんな時に軽装で行ってしまうと低体温症になり命を落とすことになるかもしれません。
日本の山だからこそ、気をつけたい四季の危険について
春で暖かくなってきた季節でも標高の高い山の上では雪が降ることもよくあります。
標高2000メートル以上の山なら5月でもまだ季節は冬の感覚である事を認識するべきです。
そして先ほどもお話したように、たとえ暑い夏でも山の上で雨に当たれば体が冷え切って低体温症になります。そうして実際に亡くなってしまった事故もありますから梅雨の時期は登山は控えたり、すぐに中止するよう備える事が大切です。
また秋は天気が不安定で変わりやすい季節です。台風が多いことから日本人なら容易に想像がつくと思います。
台風ともなればただの雨や風ではないのでとても危険です。
そして北海道や東北では秋でも山頂に雪が降ることもあるほど山は冷え込みます。
山には美しい景色と達成感が得られるだけではなく、危険も常について回るものだという事をよく考えて行動して下さい。
山で危険なのは登山だけではない!スズメバチにも要注意!
山では何も登山やハイキングだけが危険なわけではありません。
人間の命に係わるのが「スズメ蜂」です。
スズメバチの巣に気づかずに接近してしまった場合、大量のスズメバチが追いかけてくるかもしれません。
その時は数十メートル全力で逃げ切りましょう。
またスズメバチは黒いものに攻撃してきます。これは天敵である熊が黒いからというのが理由で、人間では頭や目を狙って攻撃してくるでしょう。
万全な対策としては山では白くて目の細かいネットなどを被っておくと良いでしょう。
もし、うろうろしている蜂が登場した時はそっと姿勢を低くして静かにその場を離れます。ここで大騒ぎして逃げてしまうと標的になりますので気を付けましょうね。
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