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絵具は3色あれば充分?色の作り方と本当の「色の三原色」

2017.11.21

子供のころから多くの人が使い慣れているであろう絵具色。実は3つの色があればほとんどの色は作れてしまうってご存知ですか?

色の作り方や、思った色に作れない理由など絵具についての情報をお届けします。

ちょっと変わった絵具についても紹介していますよ。

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絵具の色の作り方。3色でほとんどのものは絵描けるようなる

基本的に、通常見えている色のほとんどは3つの色を混ぜ合わせることで作ることができます。

でも、子供の頃から慣れ親しんできた水彩絵具は、3色よりもずっと多い12色や24色。多いものになると60色以上のものもあります。

その理由は、初心者には色を混ぜて作るのが少々難しいため、最初から混ぜた状態の絵の具も入れているからです。

例えば24色入りの絵の具なら、赤・黄・青の三原色に黒を組み合わせた4色があれば、ほぼ作ることは可能です。

しかし、実際に身の回りにある様々な色を表すために、これらを混ぜて色を作っていくのです。

絵具を使いこなすコツは、鮮やかな色や明るい色はもちろん、一見濁った色や暗い色であっても、そこに「美しさ」を見出すことです。

鮮やかな原色だけでは単調になったり下品になったりします。既存の色を混色して中間色を作り、思い描いた色を作り出すことも絵を描く醍醐味の一つなのです。

絵具の色できれいな3色を混色をするコツ。思い通りの色の作り方

絵具で思い通りの色を出すのは、なかなか難しいかもしれません。

その理由の一つは、理論的には「赤・黄・青」の3原色でほとんど色が作れますが、絵具のセットに入っている絵具には、これら本当の原色の色が入っていないのです。

例えば黄色の絵の具でも「パーマネントイエロー」や「レモンイエロー」など、微妙に色味の違う黄色があります。

これらは原色の黄色に、すでに赤や青がほんの少しずつ混ぜられているのです。

主だった「赤」や「青」と呼んでいる絵具も同様です。

【赤】

  • バーミリオン(黄色みを帯びた赤)
  • クリムソンレーキ(青みを帯びた赤)

【青】

  • セルリアンブルー(黄色みを帯びた青)
  • ウルトラマリンブルー(赤みを帯びた青)

ですので、鮮やかな緑を作りたいと思ったら、青を含んだレモンイエローと、黄を含んだセルリアンブルーを混ぜると、赤みが混ざらない鮮やかなグリーンになるのです。

絵具を使った思い通りの色の作り方。3原色を理解しよう

色の3原色を「赤・黄・青」と簡単に言ってしまいますが、厳密には「マゼンタ・イエロー・シアン」という色になります。

解りやすくマゼンタ=赤、イエロー=黄、シアン=青と表記することがあるのです。

実際に見るとマゼンタは赤とうより濃いピンク色のような色合いです。

シアンは、いわゆる青というよりも、水色に近いイメージかもしれません。

イエローははっきりとした明るい黄色です。

この3つの色は、他の色を混ぜ合わせても作ることができない「原色」であり、それぞれの割合を少しずつ変えることで、目に見える色の全てを表現できます。

ただ、この3色を混ぜると、かなり黒っぽい色になりますが、より明瞭に黒を表現するために印刷などでは、3色にプラスして黒のインクを使い4色で全ての色を表現するのです。

鮮やかな色の絵具で表現する様々なグレーの表現

クレーや黒などは「ニュートラル」と表現されます。

白と黒からではなくとも、補色関係にある色同士を混ぜ合わせると、どんな組み合わせからでもニュートラルな色が生まれます。

ただし、水彩画ではグレーは青系の色とオレンジ色を組み合わせて作ることが一般的です。

青系の色はバリエーションも多く、その分グレーもさまざまな色味のものが作れます。

人によっては三原色を混ぜることでグレーを作る場合もあります。

【深みのグレー】

セルリアンブルー、カドミウムイエロー、アリザリン・クリムスンの3色を混色して作ったグレーは、幅と深みを感じさせる色合いになります。

【温かみのグレー】

ウルトラマリンブルーとオレンジを混色すると、温かみを感じさせるグレーが生まれます
オレンジの代わりにバーンとアンバーを使えば、キレイなグレーに。配合によって黒に近い色合いにできるので、人物の紙の色にも重宝します。

名前がない、色を作ることを楽しめる絵具

市販されている絵具の中には、あえて絵具に名前をつけずに販売されているものがあります。

色の名前を無くして色の対する固定観念を払拭し、自由な発想で絵を描くことができるというコンセプトです。

透明水彩絵の具なので、混ぜた時の濁りもほとんどなく、色の濃淡も調節しやすいとのこと。

自由な発想で絵を描くことを推奨して、色の名前まで無くしてしまうとは大胆なチャレンジです。

確かに「ももいろ」や「レモンイエロー」、「ミントグリーン」など特定のものが含まれる色名は多いかもしれませんね。

真っ白なチューブに小さくマゼンタやシアンの印があるだけの不思議なデザイン。

一見モダンにも見えるデザインは、確かに想像力を掻き立てられるものがあります。

あらかじめたくさん色がある絵具より、発想力は鍛えられることでしょう。

この記事の編集者

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