社保・国保・生保ってどう違う?必要最低限の”知識”をご紹介!
2017.9.23

社保・国保・生保ってどう違うのか皆さん知っていますか?
あんまりよく知らないで加入している人も中にはいるのではないでしょうか?
せめて自分の入っている保険は理解していた方が困った時、スムーズに行動することができます。
そこで社保・国保・生保に関する必要最低限知っておいてほしい知識をご紹介していきます!
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この記事の目次
社保ってなあに?国保と生保とどう違う?
社会保険ってどんな人が対象?
勤め先で加入できる保険が社会保険で会社で正社員で勤めたら社会保険に加入できるというイメージを持っている人がたくさんいますが、実は社会保険の制度ってとっても幅が広いのです。一言で社会保険と言っていますが、社会保険の中には大きく分けて2つあります。
【生活している上で様々なリスクを保証する保険】
- 医療
- 年金
- 介護
【働く上で様々なリスクを保証する保険】
- 雇用
- 労災
大きく分けるとこの2つの役割を持っているのが”社会保険”と言われるものなのです。どんな人が社会保険に入れるのか?
社会保険が加入できるのは勤めている会社が社会保険に加入していると入れたり、すべての事業は社会保険に加入できるというわけでもありません。一定の条件を満たした事業が入れます。
【強制加入】
- 法人事業所であること。(株式・有限・合名・合資・社団法人・財団法人など)
- 個人事業所ではあるが5人以上の従業員が常時働いている。
というのが加入条件となり、強制加入の対象になります。
【任意加入】
- 一部の業種(農林水産業・サービス業・士業・宗教業など)
- 従業員が常時5人未満の個人事業所
社会保険に加入している会社で勤めている労働者全てが社会保険に加入できるわけではありません。
会社が社会保険に加入していても、労働者の勤務時間や勤務日数によって一定の条件を満たしていない場合は加入することができないのです。
国保ってなあに?社保に加入していない時は?任意の生保は?
それでは国保ってどんなものなのでしょうか?
国民健康保険は病気やけがをした場合に病院の診察料を一部負担してくれる制度です。先ほど説明した社会保険に加入していない人がこの国民健康保険に加入しているケースが多いです。
国民は何らかの社会保険に加入する義務があります。この国民健康保険に加入できる対象の人はどうゆう人なのかを見ていきましょう。
- 自営業の人
- 会社を退職した人
- 主婦
- 学生
などが対象となります。国民健康保険に加入出来ないという場合もあるのでしっかり確認していきましょう。
【国民健康保険に加入できない場合】
- 他の健康保険に加入している
- 他の健康保険に扶養家族として加入できる場合
- 生活保護を受けている人
- 外国人で滞在期間が短い場合
【国民健康保険に加入している人へ】
国民健康保険には高額医療に対する制度もあります。例えば長期の入院、難しい手術などをして医療費が高額になる時に対象となる制度です。
しかし、すべてのケースが免除になるわけでもないので、適応になるケースかどうかは役所に問い合わせると良いでしょう。
社保・国保・生保とは?生命保険について
生命保険は任意保険といわれているもので社会保険や国民保険と違って義務ではありません。入る入らないは自由です。生命保険は”万が一の保障”と言われていますよね!
【もしもの場合に備える保険】
- 定期保険
- 終身保険
- 収入保障保険
【病気やけがに備える保険】
- 医療保険
- がん保険
【貯めたり、増やす保険】
- 学資保険
- 個人年金保険
というたくさんの種類の保険があります。
社会保険や国民保険に入っているけれど、こうゆう任意の保険も入っていると万が一のことがあった時はお金の面では安心出来るというメリットがあります。
しかし、その保険の中でも掛け捨てのタイプと積み立てタイプの2種類があるので、生命保険をかけているという人は定期的に自分が入っている保険がどういうもので今の自分に合っている保険かどうかを確認しましょう。
また生命保険に入るなら年齢が低いうちに入っておくと保険料も安いです。子供が生まれたら、考えてもらいたい保険。
信頼できる保険会社で信頼できる保険のアドバイザーにプランを立ててもらうと納得のいく保険が必ず見つかるはずです。
社保・国保・生保の役割を国民は知る必要がある!
社会保険と国民保険と生命保険は国民の生活のために存在するものなのは一緒です。しかし、それぞれの役割やサービス、有り方が違うので加入している全ての人は保険の役割を知る必要があります。
社会保険や国民保険で補うことができないのならば、生命保険があるということ。人はいつ何があるのかわかりませんし、誰も予測などはできません。
急なことにすぐに対応するには、事前に知る必要があります。今ご紹介した中のそれぞれの役割はほんの一部のものです。
自分が今どの保険に入って、その保険はどんな役割があるのかだけは把握しておくといいでしょう。そして高齢になったら保険のあり方が変わっていきます。しっかり確認していきましょう。
入っている保険を”知る”という大切さ。
保険には役割をあるという事をご紹介してきました。これを機会に今の保険を見直してみてはどうでしょうか?
保険は年齢によって変化もしてきます。自分の大切な人や子供が辛い思いをしないようにするために保険はあるのです。自分に合う保険を見つけ、その保険の仕組みを理解しましょう。
- 社会生活のコツ