お通夜に参列していただいたときのお礼やマナーについて
2017.8.23

お通夜に参列してくれた人や香典のお礼はメールでも大丈夫なのでしょうか?
親しい人でも、こんなお礼の方法はNG!
気になる葬祭のときのお礼のマナーについて調べてみました。
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この記事の目次
お通夜に参列してくれた人へお礼をするときは・・・
葬儀に参列していただいた方へのお礼は会葬礼状をお渡しすることになっています。しかし、この会葬礼状は型通りの文章であらためてお礼を伝えたい場合はメールを送るのもひとつの方法です。メールは略式のため、相手によっては失礼にあたってしまうので気をつけましょう。
メールでお礼をするときのポイントは
件名は要件のわかりやすくいものにしておきましょう。「○○よりご香典のお礼」のようなものがいいしょう。複数人にまとめて送るときには、最後に所属と氏名をきちんと明記し、職場仲間に送るのであれば「○○部○○」と添えてください。
また、メールで香典のお礼を述べることへのお詫びも忘れずにしましょう。もちろん、敬語や丁寧語を使うのは基本となります。お香典のお礼のメールはできるだけ、はやくに送りましょう。メールでの香典のお礼はあくまで略儀なので、親しい間柄やいそぐ場合だけにして手紙の形でお礼状を出してください。
お通夜に参列していただいた人へのお礼状の書き方
会葬のお礼状の書き方とは、いったいどんなものなのでしょうか?
一般的には、
〇〇会社
〇〇支店 〇〇部長(のような役職)
〇〇 〇〇様
一昨日はお忙しい中を亡き〇の葬儀に参列していただきありがとうございました。
おかげさまをもちまして、葬儀告別式は滞りなく済ませることができました。
茲に謹んで御礼申し上げますとともに、今後とも変わらぬご厚誼を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
本来であればお伺いするべきところですが、とり急ぎお礼を申し上げたくメールにて失礼いたします。心からお礼申し上げます。
〇〇会社 住所
〇〇部 名前 会社の電話番号
メールアドレス
故人の名前は「亡き父」・「亡父」・「亡き母」・「亡母」・「亡祖父」・「亡祖母」・「故 ○○」・「故 ○○儀」などと書き、社葬の場合は「弊社○○ 故◯○」・「弊社○○ 故 ○○儀のように表します。
お通夜などに参列してくれた人へのお礼の品はどんなものがいい?
通夜や告別式に弔問に訪れた人に対して、お礼の気持ちとして、礼状と一緒に返礼品をお渡しします。
返礼品には、通夜振る舞いの席に出ないで帰る人に渡す「通夜返礼品」香典の有無に関わらず会葬者すべてに渡す「会葬返礼品」香典をもらった人にお礼として渡す「香典返し」には、葬儀の当日に渡す即日返しと、忌明け(四十九日)に郵送する忌明け返しがあります。このように返礼品の区別がもともとはありましたが、最近では通夜と告別式とも同じ返礼品・会葬礼状を渡すことが多くなっています。
お香典を頂いた方には忌明けに返礼品を発送することが一般的でしたが、忌明けの返礼の大変さや渡し忘れをしないため葬儀の当日、香典の額に関係なく、2千5百円から3千円の品物を返す即日返しが広まっているようです。三五日あるいは四九日の忌明けを待って、返礼する場合は香典の額の半分の半返しや三分の一の金額の商品を返す三分返しをするといいでしょう。
品物としては、お茶・のりなどの食品、石鹸・タオルなどの日用品、カタログギフトなどが一般的です。身内への返礼品は、2千円円から3千円程度が目安となっています。返礼品、香典返しはあとに残らないものを選ぶのが基本となり商品券などの金券をお渡しするのはNGなので気をつけましょう。
お通夜の参列のお礼「返礼品」の相場やお香典以外のお礼
返礼品の相場は3百円から千円程度となっています。返礼品の場合はお茶、ブランドハンカチやボールペンもしくは商品券やコンビニカード等がよく選ばれているそうです。
香典返しではNGとなっている商品券やコンビニカードですが、大きいものや重たいものを持たせないという配慮からだと思います。返礼品やお香典返しは、地方によって考え方がだいぶ異なるので家族や親族、地元の葬儀社と相談してから決めるといいでしょう。
生花をいただいたときには、お香典返しの他に用意したほうがいいのでしょうか?そんなときは、お香典返しに少し上乗せしたものをお返しするといいでしょう。
弔電の場合は、お礼の品物を送ることは少なくご厚情にたいしてご挨拶をすることが多いようです。このお礼は、なるべく早い時期にしておくのがポイントです。お手伝いをしてくれた方々には、お菓子などがよいでしょう。個別に送る場合は千円前後の予算でいいかと思います。
香典返しをもらった時のお礼は言わないのがマナー
夜や告別式に参列した人が持ってきてくれた香典に対するお返しの品として喪主から送られてくるものが香典返しとなります。香典返しは、四十九日が過ぎた頃に忌明けの挨拶状とともに送られてきます。
基本的に、香典返しが送られてきたときに到着の電話やお礼状の必要はありません。しかし、届いたことを伝えたいのであればこの香典返しを受け取ったときに「ありがとうございます」という言葉を使うのはやめましょう。
ご不幸に対してお礼の言葉を言うのは失礼にあたってしまうので「ご供養の品はたしかにいただきました」と届いたことを伝えるだけにしてください。メールや電話でついつい、言ってしまう「ありがとうございます」に気をつけましょう。
「お心遣い頂戴いたしました」や「お気遣い恐れ入ります」、「ご供養のおしるしをいただきました」、「ご丁寧に〜」、「〜恐縮です」など、言い換え方を使うようにしてください。親しい間柄であっても、香典返しが届いたときには報告だけをするといいかもしれません。
- 社会生活のコツ